HSP 働き方・転職

ニートを経験しておくのはむしろ人生にプラスと思うHSPの話

2021/05/24

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私には、過去ニートだった時期があります。

働かないでいると、仕事のストレスがなくて快適。

 

快適なニート生活で活力を取り戻し、気が付けばニートは終わってました。

ニート経験は、私の人生において大きな財産。

ニートを経験しておくのは、むしろ人生においてプラスだったなと思っています。

 

今回は、私がニートになり、ニート中どんな心境だったか、そしてどうやってニートを脱出したのかについて紹介して行きます。

 

ニートになった経緯

ニートになったのは、クレーム処理係が嫌で会社をやめたからです。

クレーム処理という、ストレスフルな仕事をしていましたが、特に給料がほかの社員より高いわけではありません。

 

経験年数が増えてきて、任される仕事や管理職的ポジションにつくことも増えてきました。

でも、給料は増えません。

ストレスだけが増えます。

 

そんな生活が嫌になりました。

 

転職先も決めずに退職

あまりに疲れてしまい、とりあえずいったん人生の夏休みでも取ろうと思って、転職先も決めずに退職しました。

在職中に転職活動する方が一般的です。

色んな転職サイトでも、在職中の転職活動をすすめるものが多いです。

 

けれども、私は転職先を決めず、とにかく退職しました。

 

理由はまとめると以下の3つ。

  1. とにかく仕事を辞めたかった
  2. 過去に在職中の転職活動で大変な目に遭った
  3. とにかくゆっくりできる時間が欲しかった

 

とにかく仕事を辞めたかった

クレーム処理の仕事がしんどくて、とにかく仕事をやめたかったです。

先輩とか同僚が何人もメンタルやられて、去っていきました。

他人事じゃなくて、いつか自分もという不安でいっぱいでした。

 

このままだと本当にちょっとまずいなというのを結構感じていました。

 

過去に在職中の転職活動で大変な目に遭った

過去に一度、在職中の転職活動をしたことがあります。

 

すんごい大変でしたw

 

面接日程の調整も、履歴書作るのも何もかもが大変でした。

 

私が何かを決める時の基準の一つに、

「普通の生き方をして幸せになれるのは、普通の人だけ」

というのがあります。

 

確かに在職中の転職活動の方が一般的です。

でも、これまで「普通の生き方」をすると、なぜかとてもしんどい私。

「普通」とか「一般的」といわれる生き方をして失敗するのは、まあそうだろうなとw

別に不思議なことではない。

 

もちろん一般的な生き方をして、うまく行くこともありますが。

ただ、普通の人よりも、明らかに打率が悪いw

 

過去に、在職中の転職で失敗しているので、今回は離職後の転職をしようと思いました。

また、働く気になった時に、転職活動すればいいやと。

 

とにかくゆっくりできる時間が欲しかった

マルチタスクが苦手なので、仮に転職について考えるにしても、ゆっくり考える時間が欲しかったです。

ストレスフルな仕事して、心が落ち着いてない時には、冷静な判断力を失っていることも多いです。

そんな状況で転職のこととか、将来のこととか考える余裕はありません。

 

なんにしても、まずはとにかくゆっくりできる時間が必要。

 

単純に仕事で疲れていたっていうのもありますし。

なので、「とにかく休もう。私に今必要なのは、休みだ!」と、ニートになりました。

 

 

ニート中の話

実際に私が、ニートをやっていたのは3か月半くらいです。

退職日の1か月前から、私は有休消化タイムに突入。

 

有休消化タイムの1か月間。

退職後、とにかく何もせずにダラダラしてた1か月間。

転職活動しつつ、次の会社の入社待ちをしていた1か月半。

 

トータル3か月半が、私のニート期間でした。

 

有休消化タイムの1か月間

パラダイスです。

 

寝起きに、おなか痛かったり、気持ち悪くなったりすることがありません。

朝も好きなだけ寝ていられます。

目覚ましをかけなくていいのです。

 

朝がこんなにもすがすがしいものだったなんて…

 

これだけでも、もう仕事辞めてよかったと思いました。

 

お金の心配もいらない

有休期間中で、お金の心配もありません。

ただ生きているだけで、ただ寝て起きているだけで、お金が入ってきます。

 

退職時に準備しておくべきことなどは、最終出社日前に確認していたので、特にやることもありません。

最高です。

 

家にいることの気まずさ

ただ、当時両親と同居していたため、家にいることのストレスはありました。

そんなに両親と仲いいわけじゃないです。

 

しかも、私自身いい年してるので、まあ気まずい。

 

ごはんとか、1人で部屋で食べてましたねw

 

とにかくダラダラしてた1か月間

ニート2か月目です。

遂に自由の身となったので、退職後に必要ないろいろな手続きをしに役所行ったりとかしました。

 

生きているだけでめっちゃお金かかる

ニートになると、いろんなお金がらみの手続きが必要です。

詳しくは、こちらの記事で書いています。

 

住民税の徴収とかも、来ます。

 

そして私は気づいた。

 

生きてるだけで、こんなにもお金かかるの?つら…

 

やはりこの世は金(そんなことないw

でも、そんなことよりも、とにかく休みたいので、お金のことはいったん目をそらして、ニートを満喫します。

 

ゆっくり休めたことでやる気が出てくる

やっぱ休むと、心身ともにリフレッシュできますね。

将来のことを考える余裕もできてきました。

自分がどういう仕事してみたいとか、そういうこと考えられるようになりました。

 

先のことを考える、見通しを持つっていうのも、かなりパワー使います。

これは、社畜じゃやれませんな…

まして、マルチタスクが苦手でHSPで要領悪くて以下略な私には…

 

で、ゆっくり休めて、時間のゆとりもあることで、将来を考えられるようになったら、1つの問題に気づきました。

転職活動のタイミング、年末年始にかかるな…

 

年内に転職先を決めたくなった

私のニートスケジュールは、

10月 有休消化タイムスタート

10月末 退職

11月 完全ダラダラニート

12月 転職活動しつつのニート

12月中旬 内定

1月中旬 入社

みたいな感じです。

 

11月のダラダラニート中にふと思ったんですが、「年内に転職先決めたいな」と。

年内の区切りをもって退職する人は結構多いです。

つまりは、それ以降は転職活動をするライバルも増えるのでは?と考えました。

また、3月の年度末での退職を考えている人が、在職中の転職活動をするなら、やっぱり年明けからって考えてる人は多いと思うんですよ。

 

なので、今のうち、年内に内定欲しいなと私は考えました。

それが11月末ごろの話。

 

転職エージェントに登録

11月末頃に転職エージェントに登録。

12月に面談することに。

 

で、面談してからの転職活動のスピード感やべーです。

とにかくガンガン申し込めって言われて、めっちゃせっつかれますw

 

で、転職活動を始めて約2週間。

内定出ましたw

 

まあお金は必要だし、と思って入社することにしました。

 

12月後半から入社までの1か月間のニート生活

私は失業保険も申請していたので、ニート中も失業手当もらってました。

あんまりお金の心配もありませんでしたね。

 

なので、入社までの間もガンガン遊んでました。

平日の舞台とか見に行きました。

 

ニートもアリ

ニートというと、否定的なニュアンスでとられること多いです。

でも私は、ニートとして過ごす時間もアリだなと思いました。

 

むしろ、これは私に必要な時間だったと思います。

 

いーや、ニート楽しい。

あまりこういう充実した人生をこれまで生きてこなかったので、この体験は貴重でした。

 

人生の中で、こういう「生きててよかったな」と思える瞬間があることは大切。

 

大変なことがあっても、またああいう時間が来るかもって思えます。

いまでも、つらいこととかあっても、「まあ人生それだけじゃないから」って思える根拠になってます。

 

つらくてしんどい人に「生きていればいいことあるよ」という励ましは、だいたい役に立ちません。

人から言われるのではなく、自分自身の実感として「生きていればいことある」と思えないと、何の役にも立たないと私は思っています

 

「生きていればいいことある」と思えるかどうかには、そう思える理由や根拠がその人の中にあるかどうかが重要。

 

私にとってニートのパラダイス生活は、そうした根拠となっています。

 

まとめ:ニートの時間を大切にしよう

私自身に「ニートアリだな」と思える実体験があるからこそですが、ニートの時間も大切にしましょう。

私にとって必要な時間だったし、あなたにとっても必要な時間なのかも。

 

ゆっくり休んで、その気になったら何かするのもアリです。

 

ニートの期間も私みたいに数か月の人もいれば、年単位でニートしてる人もいます。

 

ニートしている理由も人それぞれ。

ニートやめていく理由も人それぞれです。

 

あなたにとって、これでよかったと思える人生が歩めるよう、応援してます!

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