BOOTHめっちゃ楽。
今でこそ同人オタク歴10年超えの私。
メロンブックスとかも使っていますが、BOOTHもいまだに使い続けています。
- 無料で使える
- 匿名でやり取りできるあんしんBOOTHパックがある
- pixivと連携しているし、知名度もあるから買ってくれる人も多い
などなど、多くのメリットがあります。
通販に興味がある!
BOOTH使ってみたいな
本の在庫抱えて困ってる
という人向けにBOOTHについて解説していきます。
BOOTHとは
BOOTH(ブース)とは、pixivと連携した、創作物の総合マーケットです。
無料で簡単にショップを作成でき、商品の保管・発送代行サービスも提供しています!
(参考:https://booth.pm/ja)
BOOTHは、自分で作った本屋グッズを、売ったり買ったりできる通販サイトです。
BOOTHの強みといったらこの4つ。
- 無料で簡単に自分のショップが持てる
- pixivと連携してるし知名度あるから、使ってる人が多いし宣伝しやすい
- 販売代行してもらうこともできるし、自分で家から梱包発送する自家通販もできる
- 匿名でやり取りできる「あんしんBOOTHパック」がある
無料で自分のお店が持てるというロマン
ショップ開設は無料です。
月額の固定費とかもかかりません。
自分の作ったものを売れる自分のお店を持てるってすごくないですか?
しかもそれが無料。
私もこちらのぽて丸アカウントでのBOOTHのショップを持っています。
宣伝ですけど、自分のBOOTHで「大丈夫会社をやめても生きていける」というエッセイ本をダウンロード販売しています。
このタイトルに心惹かれるもののある方、ぜひどうぞ!
ワンコインです!
これまで私も当たり前のようにBOOTHで大量に本を買ってもらっていましたが、冷静に考えて普通の人は自分の本も作らないし、自分のお店も持ってないw
同人オタクの行動力すごすぎw
サービス利用料は5.6%+20円
BOOTHがどうやってもうけを得ているかというとサービス利用料。
サービス利用料というのは商品が売れた時に、売り上げの中からBOOTHに引かれるお金のこと。
BOOTHサービス利用料は5.6%+22円。
1000円の商品だとサービス利用料は
1000×5.6+22=78円
922円があなたの取り分で、78円はBOOTHがもらいますよ、ということです。
ちなみに、実際には商品をダウンロード販売するか自宅から発送するかなど、販売の仕方によって受取金額は若干変動します。
とにかくサービス利用料の分、売り上げから引かれると覚えておきましょう。
売上ってどうやって受け取るの?
銀行振り込みで受け取れます。
自分の受け取れる金額が5000円以上だと自動で振り込まれます。
201円~5000円未満の場合は振込申請で「振り込んでね」とお願いすることで口座に振り込まれます。
メールでお知らせしてくれます。
BOOTHならたくさんの人に買ってもらえる
BOOTHはpixivと連携しているというのが強いです。
オタクは大体みんな、創作する人もしない人もpixivアカウント持ってます。
BOOTHのアカウントはpixivIDで作ることができるので、登録しやすい。
BOOTHのほかにも、通販サービスはpictSPACEピクスペなどありますが、pixivと連携していることでBOOTHのユーザー数は圧倒的。
pixiv連携で、pixiv上でBOOTHの商品が表示されるので、宣伝効果も抜群。
BOOTHならたくさんの人に自分の本やグッズなど商品を買ってもらうことができます。
また、使っている人が多いので、何か操作方法とかで困ったときも調べれば大体解決します。
いろんな販売方法がある
販売方法は5つ。
- 自宅から発送
- あんしんBOOTHパック
- 倉庫から発送
- ダウンロード販売
- pixivFACTORY連携
自宅から発送
自宅から発送は、注文が確定したら、自分で商品を梱包して、指定の住所に発送する方法です。
一番古典的な方法ですね。
ただ、お互い住所とかの個人情報が知られてしまいます。
匿名でやり取りできるのが次の方法。
あんしんBOOTHパック
自宅から発送の時に、「あんしんBOOTHパック」というのを選択できます。
あんしんBOOTHパックは、買う人も売る人もお互いの名前や住所といった個人情報を知られることなく、商品の売買ができます。
やり方としては自宅から発送と同じ。
商品の梱包を自分でして、自分で発送作業をします。
発送作業は、クロネコヤマトに持ち込むとか、PUDOステーションのロッカーに荷物をぶち込むなどのやり方があります。
いずれにしてもクロネコヤマトを経由します。
荷物に住所とか名前の個人情報とかが書かれていない特別な送り状みたいなのが貼られるんですけど、それでうまいこと匿名でクロネコヤマトが運んでくれます。
倉庫から発送
商品をまとめてBOOTHの倉庫に発送
↓
注文が入ったらBOOTHの方で梱包・発送してくれる
というのが倉庫から発送です。
発送元は倉庫になるので、買った人に自分の住所を知られることはありません。
ダウンロード販売
自分の本のPDFとかのデジタルコンテンツを販売できます。
デジタルデータを一度商品登録しておけば後は何もしなくていいので楽です。
買ってくれる人が自分でお金払ってダウンロードしてくれて、売る人には自動的に売り上げが入っていきます。
pixivFACTORY連携
オンデマンド販売という言い方もされています。
売る側は事前にpixivFACTORYに商品データを登録しておきます。
注文が入ったら、pixivFACTORYが製造・発送をしてくれるというシステムです。
pixivFACTORYではアクリルキーホルダー、クリアファイル、缶バッジなどのグッズを作ることができます。
売る側は画像1枚で作れます。
しかも在庫を抱えなくていい。
さらには製造販売までをpixivFACTORYがやってくれるので楽です。
受取金額は販売方法によって異なる
売った人が受け取れる額は各販売方法によって異なります。
商品価格に対して一番受取金額が大きいのはダウンロード販売。
一番お手軽なので。
逆にpixivFACTORYでの販売だと、商品原価や製造・発送など手間がかかってるので、引かれるお金も多く、受取金額は少なくなります。
1000円の同人誌1冊販売した場合の受取金額はこんな感じ。
受け取れる金額 | |
自宅から発送 | 1108円 |
あんしんBOOTHパック | 901円 |
倉庫から発送 | 896円 |
ダウンロード販売 | 922円 |
pixivFACTORY | 157円 |
ただし、自宅から発送の場合、売る側のショップオーナが発送時に送料を払う必要があります。
自宅から発送・あんしんBOOTHパック・倉庫から発送のどれが一番安いかについては、送料の問題があるので、一概には言えません。
詳しくはこちらの公式ページで「各発送タイプの受取金額を比較する」というところをご確認ください。
いずれにしても販売方法でそれぞれ異なるサービス利用料がかかるということを覚えておきましょう。
BOOTHでの販売方法の選び方についてはこちらもどうぞ。
BOOTHを使わないのは損
BOOTHを使わないのは損です。
BOOTHそれ自体に自分の作品の宣伝効果があるからです。
BOOTH自体が使っている人が多いです。
そのため、自分の好きなジャンルやカップリングの作品をBOOTHで検索している人もたくさんいます。
またBOOTHはpixivと連携しているため、pixivでたまたま自分の絵を見てくれた人の目に、
「この人、こんな本出してるじゃん!」
と知ってもらうことができます。
あなたの作った本は思った以上に知られていない
自分の作った本の存在は、思っている以上に人に知られていません。
私も何十冊と同人誌を出していますが、本が完売した時に
「●●の本完売しました!」
と完売情報をツイッターでつぶやいた時に初めて私の本の存在を知った人もいました。
ツイッターのツイートはどんどん流れていきます。
社会人で忙しい人だと、作品のチェックなどもゆっくりできないことも多いです。
ツイッターなどで宣伝していても、思っている以上に自分の本の存在は人に知られていないと思った方がよさそうです。
自分の本の存在を知ってもらうための策は一つでも多くやっておくのが吉。
よっぽどツイッターとかで何万人もフォロワーいるような人とか、大手のサークルは別ですけどw
ぶっちゃけ在庫抱えるのはしんどいw
もちろん本を売ることがすべてではありません。
ただ、自分の作った本が多くの人の手に渡るのは嬉しいです。
っていうか、ぶっちゃけ在庫も抱えたくないじゃないですかw
私も、一番最初に作った同人誌が全然売れなくてかなり在庫抱えて自分で資源回収のごみに出しましたが、めちゃくちゃ切ない気持ちになりましたねw
自分の本を人に買ってもらうためにはいろんなアクションが必要になりますが、BOOTHはそのうえで大きなパワーを持ちます。
お店を開くのにお金もかからず無料です。
宣伝のための一つとしてやっておいて損はありません。
本の在庫抱えて困っている方、通販に興味ある方にBOOTHおすすめです。
商品を売りたい人向けの公式ガイドもぜひ参考にどうぞ。