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会社員をやめてフリーランスになる時、背中を押してくれた本

2021/01/28

※プロモーションを含むことがあります

会社やめたい。

会社員だった時、毎日そう思っていました。

 

7年間の間に2回転職をして、3つの組織を経験しました。

どこの組織にいても常に生きづらさがありました。

 

何回転職しても生きづらさが消えないなら、職場を変えるんじゃなくて働き方そのものを変えないとだめだ。

 

という気付きを得て、私は会社員をやめてフリーランスになることを決意しました。

 

その大きなきっかけとなった本がもう内向型は組織で働かなくてもいい 「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップという本です。

 

この本を買おうと思ったきっかけ

転職を2回している私。

どの会社にいてもしんどかったのですが、

「その仕事が自分に合っていないだけ」だと思っていました。

 

1社目「夜勤もあって残業だらけのハードな仕事だったからしょうがない。転職しよう」

2社目「医療福祉関係で仕事内容のわりに給料が少ない。割に合わないから嫌になっただけ。普通の事務でもやろう」

3社目「普通の事務だけど、会社の人間関係が無理…人間関係はいつも無理だけどw」

 

3社目にして気づきました。

どこの会社にいてもつらいwww

 

このあたりで、

「社会で生きていくの無理」

「もう自分、人間向いてない」

とネガティブ全開です。

 

異動先が地獄だった

「もう内向型は組織で働かなくてもいい」を買ったのは2020年の9月。

当時私は3つ目の会社にいました。

 

この本を知る2か月ほど前の7月に人事異動があり異動したのですが、その異動先でかなり参っていました。

  • 仕事がとにかくマルチタスク
  • 電話もガンガンなる
  • 顧客に対する営業スキルが求められる
  • 同じチームで組まされたお局様とソリが合わない

なんでこんな場所にコミュニケーションスキルのない私を配属したのかww

 

人と一緒にワイワイするのも苦手で、お昼ご飯はいつも会社の食堂ではなく、一人で外に食べに出ていました。

人が忙しそうにしているとなかなか声をかけづらくて、分からないことがあってもとりあえず自分で調べてやっていたら「遅い」といわれる。

もう仕事が嫌になりすぎて、とにかく自分の仕事さっさと終わらせて定時で帰りまくってたらお局様が上司に告げ口。

定時で帰ってただけなんだが…

 

………(虚無)

 

夜はいつも「寝たら明日になって仕事行かなきゃいけない、いやだ…」と無駄に夜更かし。

朝には仕事行きたくなさ過ぎて吐き気や腹痛に悩まされていました。

 

パソコンの入ったカバンぶん投げて限界を感じたw

しかも、当時はコロナウィルス大流行の時期。

にもかかわらずリモートワークになりませんでした。

というのも、顧客対応の受電や架電が業務の1つだったからです。

 

そして何が腹立たしいって、リモートワークになりもしないのになぜか会社で使っているノートパソコンは持ち帰らなければいけなかったこと。

もしも勤務先オフィスからコロナ感染者が出た場合にはリモートワークになるかもしれない。

その時の対策としてパソコンを持ち帰れということでした。

 

ちなみに、会社全体としてはリモートワークを推奨していて、8割はリモートワークをしていました。

社内でやり取りするほかの営業や他部署の人はみんなフルリモート。

オンライン会議をすると私以外全員自宅からでした。

 

納得ができませんでした。

 

ちなみに、私がこの会社をやめる直前、さすがに少しのリモートワークが認められるようになりました。

やろうと思えばリモートワークできたのです。

 

そんなわけでとにかく当時、参っていた。

リモートになりもしないのにパソコンを入れているカバンの重さにあまりに腹が立って、帰宅直後パソコンの入ったカバンを投げつけたことがあります。

ちなみに、パソコンは壊れてなくてそれにもむかつきました。

組織が何か考えを変えるには事故が起こるのが一番力があります。

持ち帰り中にパソコンをぶっ壊せばもう持ち帰りやめようとなるのではと浅はかに考えてましたww

 

普段ものに当たることはない私です。

床にたたきつけられたカバンを見て思いました。

 

「これはもう限界だな」

 

この頃から退職を意識し始めました。

 

自分の欲しかった言葉をくれる1冊

とはいえ、今の会社ですでに3社目。

仕事も公務員と民間を経験しました。

職種もさまざま経験しました。

 

また転職しても同じことの繰り返しになるだけ。

 

どこの会社で働いてもつらいんだから、そもそもが会社員という働き方をやめるべきではないだろうか?

そんな風に思っていました。

 

しかし、いざフリーランスになるというのはなかなかに勇気がいるもの。

特に、かつては公務員になるほどの安定志向を持った私。

仕事がハードすぎて結局公務員もやめましたが、会社に所属せずに生きるという勇気がなかなか出ませんでした。

 

Amazonでは過去の購入履歴からおすすめの本が表示されます。

そこに出てきた1冊。

「もう内向型は組織で働かなくてもいい」

のタイトルが私を強くひきつけました。

 

「いいの?もう、組織で働かなくていいの?」(チョロいw

 

速攻でAmazonを見に行きました。

本の値段もkindleでも単行本でも1000円台というリーズナブルなお値段!

 

レビューも星4つとよさげ。

速攻お買い上げしました。

 

そしてこの本が、会社員をやめてフリーランスになる決意をさせてくれます。

 

読んでみた感想

私としては結果的に、この本を読んで会社員をやめてフリーランスになる決意をしました。

その決意をした4か月後の今、実際にフリーランスになっています。

 

一人の「会社員大っ嫌い労働者にフリーランスになる勇気と結果を作り出す」だけの力のある本です。

 

私が特に力をもらえたのはこの辺。

  • いわゆるコミュ障とか内向型の人へのわかりみが深い
  • 内向型との上手な付き合い方について書かれている
  • 内向型に理解を示すだけでなく、じゃあ内向型がどう生きていけばいいのかという未来の話がされている

 

内向型の人へのわかりみが深い

タイトルもそうですけど、欲しい言葉をくれます。

「はじめに」の数ページを読んで

 

もう好き…!

 

  • 職場の人間関係がうまくいかない
  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • マルチタスクが苦手で電話したり、話しかけられたりとかされて自分の仕事に集中できないのが嫌

という人なら最初の「はじめに」で心つかまれます。

 

逆にここで心に響くものがなかったあなたは内向型ではないと思います。

内向型でも困ってもないと思うので、そういう人はこの本読まなくて大丈夫な人ですw

 

積極性もコミュ力も持ってない

どこの会社で働くにも、必ずと言っていいほど「コミュニケーション能力」が求められます。

 

社会でうまくいくのはとにかく外交的な人たちです。

  • 積極性がある
  • 話がうまい
  • 仕事以外でも飲み会にいって楽しい人

そういうものはどれ1つ私にはありません。

 

作者の堤ゆかりさん自身内向型の方です。

そのため、言葉の一つ一つが「そう!それ!」となる。

心の中を言い当てられた感じです。

 

「ひとりで静かに仕事ができたらいのに」

まさにそれー!

 

会社の評価査定でほかはAとかBなのに、コミュニケーションだけCをつけられた私の心に一言一言がしみますな…

 

内向型との上手な付き合い方について書かれている

この本の何が良いって、

内向型だと社会で生きづらい、外向型が何かとラッキー、「だから外向型になれ」っていう話じゃないこと。

 

本全体を通して、内向型のままでいい、というメッセージが込められています。

内向型の自分を理解して、自分に合った働き方をすればいいという内容になっています。

 

これまでの自己啓発本とかビジネス書だと

「コミュニケーションのこんな悩みで困ってます」

に対して

「こんな方法試してみましょう」

とか「自分の方を変えないといけない」話が多かった。

 

でもそうじゃなくて、もう働く場所の方を変える。

自分の身を置く場所を変える。

内向型という自分の中の根強い性格というかそういうのは簡単には変わりませんからね。

 

自分じゃなくて、環境の方を変えていく。

その点、内向型の自分が自分らしくいるために「組織で働かない」というのは理にかなってます。

 

内向型の明るい未来

作者の堤ゆかりさんもですが何人かの内向型の方が、会社をやめて独立した実際の生き方の話も書かれています。

自分のハンドメイドアクセサリーを売ったり。

ライターになったり。

 

へー、こういう生き方があるんだなーと知るきっかけになりました。

特に会社員をずっと続けていると、そもそもが「会社以外で働く」なんて考えられなくなっています。

 

また、会社員がつらくても、そこで生活費を得ているのも事実。

つらいけど、生活費を得るための会社員という立場を捨てて、まったく稼げないかもしれないフリーランスになる。

勇気いります。

少なくとも私には7年間必要だったw

 

本の出会いと私の限界のタイミングが一致した

ただ、私はもう行動せずにはいられないくらいに会社員がしんどかったです。

 

本に書いてあるのと同じようにやって、自分もフリーランスとして成功する保証はどこにもありません。

でも、実際に内向型ながらも自分に合った場所を見つけ、快適に仕事をしながら生活している人が実在している。

 

「私にもやれんじゃない?」

 

当時、仕事がいやすぎていい感じに頭がおかしくなってて判断力も同行なってたのもちょうどよかったと思いますw

 

むしろ、フリーランスの人たちが自由な生き方をしているのを見てうらやましいなと思いながらも

「私にもやれる」

「私も同じように組織に頼らず快適に働きたい」

と強く思えないのであれば、それほど困ってないってことかもです。

 

別に内向型だったら絶対に組織が向いてないというわけではありません。

内向型の人でも、組織の中でうまくやれている人もいます。

 

この本に書かれていることがそこまで心に響かないのはそれはそれで今、充分に幸せな生活を送れているということで素敵なことです。

 

でも、

「組織で働くのつらい」

「失敗するかもしれないけど、でも自分も一人で静かに仕事できるようになりたい」

と強く思う人はぜひチャレンジしてみてほしいなと思います。

 

こんな人におすすめ

「もう内向型は組織で働かなくてもいい」

というタイトルを読んで心に何か響くものがあった人には読んでほしいですね。

 

本もお手頃価格でお財布にも優しいです。

ページ数も単行本で208ページで、さっとお手軽に読めます。

 

具体的にはこの辺の人におすすめです。

  • 会社員をやめてフリーランスで働きたい内向型の人
  • 内向型で会社員つらい、一人で静かに自分のペースで仕事したい
  • そこまで独立志向あるわけじゃないけど、内向型でつらい

 

組織で働かずに生きていきたい人にはもちろんおすすめです。

それと、独立志向がそこまであるわけじゃないけど、内向型でちょっとしんどいなという人にもおすすめです。

 

内向型の自分でいてもいいと思える

というのも、内向型の自分との上手な付き合い方の具体的な方法が書いてあるから。

それに、いつか会社で働くことがしんどくなった時に、別の生き方、選択肢があると思えるだけでも心は楽です。

会社員じゃなきゃダメだ、とばかり思ってるといつか会社員がつらくなった時にどうしようもなくなります。

 

会社員がつらくても、いざとなればフリーランスになればいい、と思えるだけでも楽です。

そうした選択肢を知るという意味でも、すべての内向型の人に読んでおいて損はない1冊かと思います。

 

Amazonで単行本とkindle版出ています。

興味のある方はこちらにリンク貼っておきますので、よければどうぞ。

「もう内向型は組織で働かなくてもいい」

 

こちらの本を含む「会社をやめる時に力をくれる本5選」はこちらをどうぞ。

 

労働は1日の大半を占めるものです。

少しでも皆さんが働きやすくなって快適な人生を送れますよう…!

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