本日は小説書きにおすすめの印刷所、ちょ古っ都製本工房さんを紹介します!
何がおすすめってとにかく安い!
一定のクォリティと使い勝手の良さを実現しながらとにかく安い!
この記事はこんな人向け!
- ちょ古っ都製本工房の評判が知りたい
- ちょ古っ都製本工房を実際に使った人の体験談、感想が知りたい
- ちょ古っ都製本工房のいいところダメなところ教えて!
ちょ古っ都製本工房さんで作った本で、文学フリマ完売を果たした私が解説していくぞ!
BOOTHでは、私の本「大丈夫会社をやめても生きていける」の電子版売ってます。
無料でちょっと読めます。
激ヤバ公務員時代とか、メンタル病んでどう復活したか、失業保険とかお金の話を書いたエッセイです。
文学フリマで完売した伝説の本。
ちょ古っ都製本工房の圧倒的安さ

何がおすすめってとにかく安いです。
もうこれがすべてといっても過言ではないです。
66ページ表紙カラー、本文白黒30部刷るのに、ちょ古っ都製本工房で私が実際に払った額は7220円。
私が普段漫画の同人誌を出す時に使っている栄光印刷さんの場合と比較してみましょう。
栄光印刷の場合
オフセット印刷で4万3570円。
オンデマンドでも1万9260円。
ちょ古っ都製本工房の7220円がいかに安いか…
栄光印刷も同人誌印刷ではかなり安いほうですが、それよりもはるかに安いです。
私は6営業日前締め切りのコースで入稿しましたが、それよりも早い締め切りの8営業日、10営業日コースを使えばもっと安いですw
ちょ古っ都製本工房さんを実際に使ってみた
私が実際に使った時の流れや体験談を紹介していきます。
ちょ古っ都製本工房さんの何がすごいって、この安さが本のクォリティや使い勝手の良さも伴っているということです。
実際に私が使った時の流れはこう。
会員登録
↓
注文
↓
入稿
↓
入金
↓
発送
↓
宅急便で受け取り
大体どこの印刷所さんもこんな感じですが、ちょ古っ都製本工房も同じです。
実際の注文内容
2020年11月22日開催の文学フリマ東京のための本を注文しました。
実際の注文内容はこちら。
■商品名
くるみ・中とじ冊子
■冊子のサイズ
A5
■冊子の用途
同人誌(本文に漫画・イラスト原稿あり)
■本文の印刷方法
モノクロ印刷(スタンダード)
■本文の断ち切り仕上げ
しない
■印刷部数
30冊
■ページ数
62ページ
■表紙の種類
アートポスト紙・200kg(高品質フルカラー印刷)★
■表紙の色
白(200kg)【アートポスト紙】
■本文の種類
書籍用紙90kg(淡クリームキンマリ)
■表紙の断ち切り仕上げ
しない
■オプション加工
・表紙・PP加工(クリアPP)
■製本方法
くるみ製本
■とじ方
左とじ
■原稿入稿の方法
入稿用アップローダーを利用する。(PDFデータに限る、300MBまで)
■納期
6営業日コース
■希望納品日
2020年11月20日(金) までに納品希望
ページ数ですけど、表紙を抜いた数字で入れているので62ページになってます。
実際の料金内訳がこちら。
■制作代金
5,960円
■表紙の追加料金
420円
■オプション料金
480円
■送料
650円
■その他
0円
■割引オプション
290円
■合計(税込)
7,220円
スケジュール感

実際の流れと時系列はこんな感じです。
11/10会員登録
11/11HPから注文、印刷データを入稿、入金
11/12入金確認できたよのメール、作業に入るねのメール
11/19発送したよのメール
11/20送付先にしていた自宅に到着
11/22本をもってイベント参加
メールはこまめに送ってくれます。
確認メールとかもぬかりないです。
実際の仕上がり画像
私の本でちょっと仕上がりを見てみましょう。
まずは表紙。

クリアPPもきれいに貼ってあります。
続いて中綴じ。

こちらもきれいに中綴じしてあります。
本文はこんな感じ。


淡クリームキンマリの黄色味がいい感じ出てます。
ちなみに、漫画ページはこんな感じ。

写真だとわかりづらいですが、黒ベタ(黒色で塗ってあるところ)は印刷のテカリありです。
使ってみての感想
また文章の本出す時はちょ古っ都製本工房にお願いしたいと思うくらいによかったです。
小説書きさんはじめ、文章主体の本を出す方にお勧めしたい印刷所です。
こうやってブログ書いてしまうくらいにはおすすめです!
実際に使ってみてのいいところ、イマイチなところをまとめます。
ちょ古っ都製本工房ここがいい!
- とにかく安い!
- メールをこまめに送ってくれる
- 流れが単純
とにかく安いという話は最初にした通り。
そして、メールをこまめに送ってくれます。
安いサービスというととかく、カスタマーサービスがおろそかになりがちな印象。
ですが、他の印刷所さんと変わりなくこまめなメールを送ってくれます。
↑のスケジュールで書いた以外にも、HPで何か注文したりデータの修正した時にはそのアクションに対する確認メールが来ます。
そして、流れも単純。
ネットで全部完結できるのもありがたい!
ちょ古っ都製本工房ここがイマイチ
- 料金が安くなる10営業日前、8営業日前締め切りのコースが早々に売り切れちゃう
- 入稿方法がPDF、紙、Wordの3種類のみ
- 直接搬入なし
安いコースは売り切れちゃう
安いので使おうと思っていた10営業日前締め切りと、次に安い8営業日前コースは受付満了でした。
そのため私は6営業日前コースで入稿しています。
それでも十分すぎるくらいに安いですけど。
文学フリマだととくに使う人多そうですね。
先に注文だけしておけばよかった…
入稿方法は3種類だけ
そして、入稿方法。
入稿できるのは
- PDFデータ原稿
- 紙版原稿
- Word(ワード)データ原稿
- 黒ベタのテカリあり
この3つのみです。
これは小説書きの人にとっては普通かもです。
というか、tifとかで出力する必要ないですしねw
私は普段漫画データを入稿しているので、tifを使っていたので、PDF入稿新鮮でした。
不慣れで戸惑ってしまいましたw
直接搬入なし
そして直接搬入なし。
宅配搬入のみ対応しています。
宅配搬入の場合、大体イベントの数日前に指定された場所に届くようにしないといけません。
つまりは直接搬入できる場合と比べて締め切りも早くなります。
黒ベタのテカリあり
印刷時の黒ベタのテカリはばっちりありますw
挿絵とかを本文に入れたい人は注意です。
もっともこの黒ベタのテカリについては好みの問題もありますがw
気になる人は作成段階で黒ベタを入れないようにするとか、工夫が必要です。
とにもかくにも小説書きにおすすめ
イマイチな部分もいくつか書きましたが、致命的なものはないです。
入稿方法も少ないとは言っても、別に私自身PDFで問題なく入稿できました。
料金とサービスの兼ね合いから考えて最強のコスパです。
小説書きの人は数十ぺージ当たり前。
多い人だと100ページ200ページ越えの本を書くことも。
印刷代はページ数が増えれば増えるほどお金がかかります。
小説書きにとって安さは重要。
小説書きの方はぜひ、ちょ古っ都製本工房さん使ってみてください。
ちなみに、この記事の中にも出てきていた、私の本「大丈夫会社をやめても生きていける」はBOOTHでDL販売中です。
無料で途中まで読めます。
初参加で知名度ゼロにもかかわらず、完売した本です。
みんな会社やめたいんだな…w
会社をやめるという日本語に心惹かれるものがある方。
私の本も買ってやってください。
この本出した4か月後にマジでフリーランスになった私の話はこちら。
また文学フリマについて興味のある方はこちらの記事もどうぞ。
ぜひよい同人ライフを!

