- 契約社員でも応募して落ちることはあるの?
- 面接の難易度ってどれくらいなの?
「契約社員で面接まで行ったのに落ちる」という経験をした私が、こうした疑問に答えます。
複数応募して最終的に、某大手人材会社にて契約社員で働くことになったのですが、その時に知った業界の裏話も含めて解説します。
ちなみに、契約社員になると結構人生変わります。
私の体験談ですがよかったら参考に読んでみてください。
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契約社員でも落ちることはある
結論、契約社員でも落ちることはあります。
私が経験した例ですが、書類選考に通って面接に行ったら、1人の採用枠に7人応募者が来てました。
私を含め6人は落ちてます。
契約社員の選考プロセス
契約社員の採用の流れですが、基本は以下の3ステップ。
- 書類選考
- 筆記試験(ないこともある)
- 面接(場合によっては複数)
転職エージェントを使う場合や、ハローワーク求人などに個人で応募する場合も基本はこれ。
転職エージェントを使うと書類選考が楽
転職エージェントを使うと、書類選考が楽です。
いちいち履歴書や職務経歴書を書かなくて済むから。
ネットで必要事項を記入しておけば、応募した企業にそれを見てもらえるので、いちいち応募書類を書かずガンガン応募できます。
契約社員を目指す人におすすめの転職エージェントは以下の大手3つ。
- リクルートエージェント:求人数の多さが魅力
- ウズキャリ:就職後に長く働いてる人が多い
- doda:LINEで連絡が取れるなど使い勝手の良さが魅力
転職エージェントは、複数登録が基本。
比較して自分に合うところを見つけられるから。
なぜ契約社員で落ちるのか【その企業と合わなかった】
契約社員への応募で落ちる理由は主に以下の2つ。
- 採用基準に合わなかった
- 競争率が高かった
1つずつくわしく解説します。
契約社員で落ちる理由①採用基準に合わなかった
企業では求める人材の基準があります。
たとえば
- 年齢(40歳までとか)
- 学歴
- 業界経験者
- パソコンスキル
- コミュニケーション能力
などが代表的です。
企業は、「この人はこの仕事に向いてるかな?」と仕事とのマッチングも見ています。
自分の適職を知りたい人には、ミイダスがおすすめ。
この手の適職診断を、私も大量にやりましたが、一番正確なのはミイダスでした。
私が苦手である、営業も当ててきました。
質問数が少し多いのですが、そのぶん正確です。
ミイダスを使うと、自分に合った仕事や得意・不得意が分かります。
コミュニケーション能力で落ちるとは?
よく「企業はコミュニケーション能力を重視してる」といいますが、具体的に何なのか。
私が働いていた人材大手では「コミュズレ」つまり、コミュニケーションでのズレがないかを指していました。
- 聞かれたことに対して適切な返答をできているか
- 簡潔に返答できているか
- 相手の質問の意図を察して返答できているか
このあたりをコミュニケーション能力と捉えています。
企業が求めるコミュニケーション能力を把握しておくと、契約社員の採用面接でも役立ちます。
契約社員で落ちる理由②競争率が高かった
契約社員でも、1人の募集枠に大量の応募者が発生することも珍しくありません。
いい求人ほど応募者が多いです。
1人しか募集してないところに20人応募してたら19人は落ちてます。
契約社員の面接の難易度は?【厳しいところもある】
契約社員の面接の難易度は、あまり高くないです。
私の体感ですが、正社員よりもだいぶ楽な印象です。
とくに面接の内容と回数の面では、正社員より契約社員の方が難易度が低いです。
とはいえ、厚生労働省のデータで年々、契約社員の人は増加傾向にあり、倍率も上がっていると思われるので油断は禁物。
※厚生労働省「非正規労働者データ資料」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/indexshingi.html
契約社員の面接の難易度
面接で聞かれることは、以下のようにおおよそ正社員と変わりません。
- 志望動機
- 得意・不得意
- 長所・短所
- これまでの職歴を教えてください
- 前職を辞めた理由は何ですか
これらのよくある面接の質問に加えて、契約社員では次で紹介するような質問もありました。
契約社員ならではの面接内容
私は契約社員の面接を複数受けたのですが、いくつか契約社員ならではの質問がありました。
- 契約社員の募集ですが大丈夫ですか?
- なぜ正社員じゃなくて契約社員に応募したんですか?
やっぱりここですね。
契約社員の採用面接で「契約社員の募集だけど大丈夫?」と聞かれた時、「正社員を目指してます」とか答えると、
- 「ならはじめから正社員を目指せばいいのに」
- 「正社員になれなかったときにひと悶着あるかも」
と思われて、マイナスポイントになり得ます。
体験談:契約社員でいいか聞かれたときの返答
ちなみに私の回答はこんな感じ。
面接官「一応正社員登用の制度はあるけど、この仕事は契約社員の募集で、その辺大丈夫ですか?」
私「大丈夫です。むしろ契約社員の方がいいかなと思っていて、その仕事があっているかは実際にやってみないとわからないので、まずは契約社員という形で仕事をして、もしそれで長く働きたいと思ったらその時正社員を検討したいです」
みたいなこと言いました。
正社員登用を期待してはいけない
契約社員の募集内容で「正社員登用あり」と書いてあっても、正社員登用は期待してはいけません。
正社員登用は、ないものと思ってください。
私は実際に、契約社員で入った会社でそもそも正社員登用自体消滅しました。
くわしくはこちらの記事で書いています。
契約社員になる時に知っておきたいデメリットもまとめているので、ぜひ参考に読んでみてください。
契約社員の面接の評価基準
評価基準ですが、高いパターンと低いパターン2つあります。
- 評価基準が高くて難易度も高いパターン
- 評価基準が低くて難易度も低いパターン
それぞれくわしく解説します
難易度が低いパターン
大手企業とかで、おそらく複数人採用になるであろうパターンは、難易度が低いです。
評価基準は、最低限仕事に必要なスキルがあって、コミュニケーションのズレがないかだけを見られます。
大減点がなければ採用されます。
大手なら応募する人も多いし、人材を抱える余力もあるので、難易度は低めです。
難易度が高いパターン
これは中小企業とか、大手でも特定の事業所に1人2人程度の募集枠のケースは難易度が高く、評価基準も高く設定されています。
中小企業で1人だけ募集という場合、採用した人がダメだった時にもう1人募集ということが困難。
コストをかけて人を雇うならできるだけトラブルが起きなさそうで、優秀な人を雇いたいと思っているので難易度が高くなりやすいです。
また大手でも、募集の人数に対して応募者が多く、面接に行ったら自分以外に何人も希望者がいた場合は、難易度が高いといえます。
契約社員の場合の面接回数
契約社員の面接は大体1回です。
私も受けたところは全部1回でした。
契約社員の場合、書類選考で条件に合う人を選定、面接をやってヤバい人じゃないか最終確認って感じです。
私の場合、1社だけ面接できっちり選考をしてたかもっていうところがありました。
希望職種で合否を分けた?
1社筆記試験と面接を同時にやる会社がありました。
会社に行ったら、私以外に5人いました。
募集が人事関係1人、経理関係1人。
面接で「人事関係をやりたいか、経理をやりたいか」「その理由は?」を聞かれました。
多分ですが、ここで私以外の5人が人事と答えていた場合に私が経理と答えていたら、採用だった可能性が高いなと感じました。
もちろん実際どうかは分かりませんが。
問題の質問のところで面接官もしっかりとメモをしていたので、多分あそこは合否を分けた気がします。
ちなみに、経理と答えて私は落ちましたw
契約社員で落ちることもあるけど面接準備は万全に
契約社員でも落ちることは普通にあるので、落ちても気にせずどんどん応募しましょう。
契約社員で面接まで進んだとなると、かなり採用に近いところまで来ています。
面接準備をしっかりして、内定を勝ち取りましょう!