ハローワークって意味ないのかな?
やめとけって意見も聞くし、確かに役に立たない気もする。
転職・就活を成功させるにはどうしたらいいの?
この記事では、こうした疑問や悩みにこたえます。
私もハローワークを使って転職活動をしていたことがあります。
使ってわかりましたが、ハローワークが「意味ない」「やめとけ」というのは半分正解です。
ただ、まるっきりハローワークが使えないわけではありません。
この記事ではハローワークについて書いていきますが、仕事や転職の悩みはポジウィルキャリアとかのプロに相談すると問題解決の近道です。
この記事でわかること
- ハローワークが「意味ない」といわれる理由
- ハローワークが役に立たないときの対処法
- ハローワークのメリット・デメリット
ハローワーク「意味ない」「やめとけ」は半分正解
ハローワークは、よく散々ないわれようをしています。
- 意味ない
- やめとけ
- 使えない
これらハローワークが役に立たないとする評判は、半分正解です。
ほかの転職サイトや転職エージェントなどと比べて、ダメな部分があるから。
でも、ハローワークにしかないメリットもあります。
ハローワークのメリット・デメリット
ハローワークのメリット・デメリットを押さえておきましょう。
ハローワークのメリット
ハローワークのメリットは以下のとおり。
- 地元の求人が多い
- 求人数が多い
- 職業訓練がある
メリット1.地元の求人が多い
ハローワークは、地元の求人が多いです。
転職サイトや転職エージェントは首都圏の求人が多いため、地方在住の人や家の近くの職場を探している人には、ハローワークがおすすめです。
私は失業手当をもらいながら、ハローワークと転職エージェントを使って転職活動をしていたことがあります。
できるだけ家から無理なく通える近場の求人の希望を出していました。
しかし、転職エージェントから紹介された求人は、地元から離れた遠方の求人が多かったですね。
転職エージェントでは首都圏の求人が多く、当時住んでいた地元の求人はあまりなかったようです。
メリット2.求人数が多い
ハローワークは、掲載している求人数が多いです。
企業は無料でハローワークに求人を出せるため、多くの企業がハローワークを利用しているためです。
ただし、これはデメリットにもつながるので、あとでくわしく解説します。
メリット3.職業訓練がある
ハローワークには、職業訓練の制度があります。
簿記や宅建士などの資格取得の支援、Web開発やパソコンスキルの訓練などが受けられます。
職業訓練には、公共職業訓練と求職者支援訓練があります。
それぞれ訓練を受ける条件や手当などが決められています。
職業訓練についてくわしく知りたい人は、厚生労働省のこちらのページが参考になります。
ハローワークのデメリット【意味ないの理由】
ハローワークのデメリットは以下のとおり。
- 土日祝は休み
- いい求人と悪い求人の差が激しい
- 仕事や職場の詳細がわかりにくい
- 職員が冷たい
デメリット1.土日祝は休み
ハローワークは基本、土日祝が休みです。
平日仕事で土日祝に仕事がおやすみの人は、ハローワークを使えません。
ただし、ハローワークによっては平日の夜間延長開庁や隔週で土曜開庁しているところもあります。
デメリット2.いい求人と悪い求人の差が激しい
ハローワークへの求人の掲載は無料。
そのため、お金を出して求人掲載する気のないブラック企業の求人ものってます。
あと、噂レベルですが会社の知名度を上げるためや、社内の若手の面接練習のために求人をのせてる会社もあるとかないとかです。
ハローワーク求人で、残業なしのホワイト企業に転職した人もいるので、いい求人と悪い求人の差が激しいです。
こちらの本で、ハローワーク求人でホワイト転職を果たした人の体験談を読みました。
ワークライフバランスのとれた働き方をしたい人におすすめの本です。
デメリット3.仕事や職場の詳細がわかりにくい
ハローワークの求人情報で掲載されている情報量は、結構少ないです。
定型のフォーマットで、仕事内容も「電話応対」「PC作業」としか書かれておらず詳細がわかりにくいです。
写真もないので「うわ、ここみんな髪染めててパリピっぽい人しかいない」とか、画像からわかる情報も得られません。
デメリット4.職員が冷たい
ハローワークはよく職員について
- 冷たい
- 使えない
- 態度が悪い
などの評判を聞きます。
はずれの職員にあたると、そういうこともあります。
職員さんの、あたりはずれはありますね。
ハローワークが意味ないと思ったときの対処法
ハローワークには、メリットとデメリットがあります。
そのためデメリットを感じて「ハローワークが意味ないな」と思ったら、それを補う別のサービスを併用すると就活がうまくいきます。
併用におすすめのサービスは以下の3つ。
対処法1.民間の転職サイトを使う
無料で求人を閲覧できる転職サイトは、たくさんあります。
民間の転職サイトの場合、求人掲載にお金がかかります。
掲載が無料のハローワークよりは、「お金をちゃんと払って求職者を募集したい」という会社がの割合が多いです。
Re就活とか登録1分で未経験OKや販売、事務など幅広い求人を探せます。
対処法2.転職エージェントを使う
条件のいい求人は、無料で誰でも見られるサイトに掲載すると、応募者が殺到するため、非公開になっています。
転職エージェントでは、非公開求人も多数あるので、条件のいい求人を見つけやすいです。
私のおすすめ転職エージェントは、以下の大手3つ。
- リクルートエージェント:求人数が多くいろいろな求人が見られる
- ウズキャリ:定着率93%で長く働ける転職ができる
- doda:ラインでやり取りできたりサポート体制がいい
対処法3.キャリアカウンセリングを使う
キャリアカウンセリングは、転職エージェントとは違って転職ありきではなく
- そもそも転職するか現職に残るか
- 現職に残るならどううまくやるか
- 転職先でどううまくやるか
などを相談できます。
無料の初回相談がポジウィルキャリアとかにはあります。
親身に話を聴いてもらえますよ。
ハローワークの職員はちょっと冷たいな、態度悪いなと思った人は一度話をしてみると、自分の考えも整理されるかと。
サービスを使い分けた就職活動のコツ
ハローワークにはメリットデメリットがあるので、ほかのサービスと併用するのがコツです。
- ちょっと時間のあるときに転職サイトで求人をチェック
- 地元で通いやすい範囲の求人は、ハローワークでチェック
- 仕事で忙しい人は、転職エージェントに希望を伝えて、条件に合うものを紹介してもらう
みたいな感じです。
目的や自分の状況にあわせて、サービスを使い分けましょう。
ハローワークの上手な使い方
- 通いやすい地元の求人を探したい
- ブランクやニート期間があったり職歴がなく職業訓練を受けたい
- 失業手当をもらいながら転職活動する場合
こうした場合は、ハローワークを使いましょう。
ハローワークを使うとウン十万円の手当がもらえることも
ハローワークを使うと条件を満たせば失業手当や就業定着促進手当など、さまざまな手当てがもらえます。
私もウン十万円もらっています。
このあたりの話は、私が過去にだしたエッセイ本の「大丈夫会社をやめても生きていける」に書いてあります。
文学フリマというイベントで完売した本です。
無料で冒頭部分読めますので、興味あればどうぞ。
note→https://note.com/pote10potemaru/n/nf98bd1a82927
BOOTH→https://booth.pm/ja/items/2545588
転職サイトの上手な使い方
- 空き時間でサクッと求人検索したい
- 自分のペースで転職活動したい
- いろんな求人を見てまずは相場観とかつかみたい
こんなときに転職サイトはおすすめ。
転職エージェントは登録すると、まず20社申し込めといわれますw
なので、自分のペースで活動したい人には転職サイトがおすすめ。
転職エージェントの上手な使い方
- 自分の代わりに求人検索して欲しい
- 条件のいい非公開求人を知りたい
- 短期決戦で就職を決めたい
転職エージェントは、どこもまず20社申し込めっていってきます。
書類選考に通る確率を考えると、間違ってません。
なので、転職エージェントはガンガン申し込んでスパッと転職を決めたい人向き。
自分のペースでやってると、なまけちゃう人とかもいいですね。
転職エージェントは複数登録が基本
転職エージェントに登録するときは、比較検討して自分に合うエージェントを見つけるために複数登録しましょう。
会社によって、もってる求人も違います。
どの転職エージェントを使うか迷った人は、以下のおすすめを参考にどうぞ。
- リクルートエージェント:求人数が多くいろいろな求人が見られる
- ウズキャリ:定着率93%で長く働ける転職ができる
- doda:ラインでやり取りできたりサポート体制がいい
キャリアカウンセリングの上手な使い方
- 自分のキャリアをしっかりと考えたい
- キャリアの悩みを聴いて欲しい
- 転職するか現職に残るか迷っている
こういう場合は、キャリアカウンセリングがおすすめ。
転職するか現職に残るか迷っている人には、こちらの記事もおすすめ。
キャリアカウンセリングはまず無料相談から
キャリアカウンセリングは有料のサービスです。
しかも結構なお値段しますw
実際に使うかどうかは別として、
- どういうサービスなのか知る
- 他のサービスと対応のよさを比較する
などを目的として無料相談だけでも受けておく価値はあるかと。
無料相談だけでも、「ハローワークの職員が冷たい」「ちゃんと話を聴いて欲しい」という気持ちを満たしてもらえるかも。
ハローワーク「意味ない」「使えない」ときは他のサービスと使い分けよう
ハローワークが役に立たない、職員が冷たいと思ったときは、ほかのサービスを併用して使い分けしましょう。
どのサービスにもメリットデメリットがあります。
複数のサービスを使いこなしながら、理想の就職を叶えましょう。