- 転職をやっぱりやめるのっていいの?
- なんとなく求人サイト見たり転職活動をしてるけど、転職するか迷う…
- 転職エージェントの利用が中断できるのかも知りたい。
この記事はこうした疑問や悩みにこたえます。
結論、転職活動をやっぱりやめるという選択肢はアリです。
私自身は転職を3回経験していますが、転職を後悔している点もあります。
実際に転職をやっぱりやめた人の話をきくと、なるほどなと思わされる部分もたくさんありました。
この記事でわかること
- 転職をやっぱりやめるのがアリな理由
- 実際に転職をやめた人の体験談
- 転職したほうがいいケース・しない方がいいケース
3分ほどでサクッと読めるのでぜひ最後まで読んでみてください。
転職をやっぱりやめるのがアリな理由
転職活動を始めてから転職をやっぱりやめる決断をするのも普通にアリです。
転職は大変だし、リスクも伴います。
「やっぱり転職は違うな」と思ったらその時にやめるのはアリです。
転職エージェントの利用を途中でやめるのもアリ
アリです。
あなたの人生のことなので、転職エージェントに気をつかって無理に転職する理由はありません。
転職エージェントは、転職希望者を就職させることで利益を得ているので、転職をすすめてくるのが普通。
転職の後押しをしてきますが、決断は自分の頭で考えましょう。
転職エージェントの内定を断るデメリット
転職エージェント経由の求人で内定を断ると、また今度そのエージェントを使うときに自分の印象が悪くなっている可能性があるのがデメリット。
ただし、またそのエージェントを使うかどうかはわかりません。
どうなるかわからない未来のことを心配して、いま最善の選択ができないのはもったいないです。
体験談:転職エージェントに内定承諾を急かされた私
私は一度転職エージェントを使って転職したことがあります。
普段連絡を急かされることがなかったのに、内定承諾については外出中だと伝えても何度も電話ならして承諾を早くしろと急かしてきましたw
転職エージェントで最大手のところですが、この一件以来あまりいい印象をもっていません。
キャリアカウンセリングでプロに相談するのもアリ
ポジウィルキャリアなどのキャリアカウンセリングであれば転職エージェントとは違うので、
- 転職するか現職に残るか
- 現職に残るならどううまくやるか
を相談できます。
転職エージェントとは違って、転職ありきではありません。
無料の初回相談がポジウィルキャリアにはあります。
プロと話をしてみることで、自分の考えを整理して、判断のヒントが得られるかも。
転職をやっぱりやめた人の体験談
私の友達で、転職エージェント経由で内定をもらいながらも転職をやっぱりやめた人がいます。
今回はその人の体験談を紹介します。
転職をやっぱりやめることにした理由
いざ内定をもらって転職が現実のものとなったときに、現職に対する未練がものすごくあったから…だそうです。
なかなか内定承諾に踏み切れない自分がいる…
その時にやっぱり自分は転職をやめた方がいいのではと思ったとのこと。
転職活動を始めたのは、残業が多いとか現職の嫌なところばかりが目についたから。
転職をやめた後どうなったのか
転職活動をしたことで、現職のいいところも見えるようになって、その会社で頑張る気持ちも出てきたとのことでした。
その人は今もその会社で働いています。
転職活動では時間もお金もかけていろいろ大変で、それを無駄にしてしまう、という心配はあったそうです。
ただ、自分の市場価値や現職に対する思いを見つめなおせたという点で、転職活動をしたことは最終的には自分にプラスだったととらえていました。
転職しない方がいいケース
転職するかやっぱりやめるか悩んでいる人向けに、転職しない方がいいケースについて紹介します。
転職しない方がいいのは以下の3つ。
- 転職の目的がはっきりしていない
- 現職での解決を試してない
- 理想と現実のギャップを理解していない
転職の目的がはっきりしていない
なぜ転職したいのか、目的がはっきりしていない場合は、転職後に後悔する可能性があります。
- 年収を増やしたい
- 残業を減らしたい
とか、転職の軸が明確になっていないと、なんとなくで転職先を選ぶことになり、危険。
あなたの転職の目的は何でしょう?
現職が自分に合っているかよくわからない人へ
ミイダスというAI診断を使うと、いまの仕事への適性がわかります。
ミイダスでは
- 自分に合った仕事
- 自分に合っていない仕事
- 苦手な上司のタイプ
などを診断してくれます。
適職診断系では、質問数がやや多いですがそのぶんミイダスが一番精度高かったです。
現職での解決を試してない
転職したいと思う理由の中には、転職せずに現職で解決できるケースがあります。
そのため、現職で感じている不満は、
- まず現職で解決できる方法がないか検討
- 解決方法の実践
という段階を踏んだ方がいいです。
「現職でやるだけやったんだ」と思えると、転職後の後悔も減らせます。
理想と現実のギャップを理解していない
理想と現実のギャップを理解していないというのは、具体的にいえば「簡単に転職ができると思っている」ケースです。
世の転職サイトや転職エージェントの広告を見てると、簡単に転職できそうな気がしてきます。
でも、広告はそう思わせるためのものなので、うっかり誤解してしまうことがあります。
体験談:理想の転職先がなかなかなく妥協した私
私は2回目の転職のとき、もともと福祉関係の仕事をしていて、事務職に転職しました。
福祉関係の仕事というと、大変なうえに給料も安く、残業も多くて、自分に合っていないのではと思い転職を決意。
普通の事務の仕事なら、もっと自分でも楽に働けるのではと考えていましたが、まあそんなわけなかったですねw
勤務地の希望も出していたのですが、全然違う県の求人ばかりエージェントから紹介されましたw
結局、契約社員で給料も低めのところに転職。
1年しかその仕事は続きませんでした。
転職したほうがいいケース
逆に転職したほうがいいケースもあります。
具体的には以下の3つ。
- 業界や会社の将来性がない
- 心身の調子が悪い
- 変な人ばかり会社に残っている
業界や会社の将来性がない
「うちの会社潰れそう」
「この業界ヤバいから、早めにホワイトなところに行きたい」
みたいな業界や会社の危機を感じたときは転職を前向きに検討しましょう。
会社がつぶれそうだと、給料未払いとかロクでもない問題に巻き込まれる可能性も。
転職する際は、業界選びが重要です。
年収とか待遇はぶっちゃけ本人の能力とかじゃなくて、業界で決まるので。
福祉業界を選んでやっちまったなと思う私の体験談ですw
心身の調子が悪い
今の現職でメンタルに来てるとか、身体の調子が悪いという人は、転職を検討するのも自然なこと。
「残業が多すぎてつらい」
「職場の人間関係がイヤ」
などで、現職での改善の見込みがないなら、転職したほうがいいです。
変な人ばかり会社に残っている
会社に変な人やヤバい人ばかりが残っていて、いい先輩や上司ばかりどんどんやめていく場合、その会社には何かあると思った方がいいです。
危険なので、転職を検討するのが無難。
変な人ばかり残っているのは、なにかそういう企業体質みたいなものがあって、簡単には変えられません。
転職したい人がとるべき行動
と決めたら、具体的に転職に向けた行動をとりましょう。
ゼロから転職活動をスタートする場合は、以下の5ステップが必要。
- 自己分析
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作る
- 面接
- 内定・退職
くわしい転職の方法はこちらの記事で解説しています。
転職するときには、転職エージェントを使うと非公開求人も見せてもらえて、転職をうまくすすめられます。
おすすめの転職エージェントは以下の3つ。
- リクルートエージェント:求人数の多さが魅力
- ウズキャリ:定着率93%の高さが魅力
- doda:使い勝手の良さが魅力
転職エージェントは複数登録して比較することで、自分に合ったところを見つけられます
転職するか現職に残るか迷う場合
どうしても転職すべきか現職に残るか迷うこともあると思います。
判断基準は「この仕事をしていて幸せになれるかどうか」です。
くわしくはこちらの記事で解説しています。
転職をやっぱりやめるのもアリ
理想の働き方が現職で叶うこともあります。
転職もそれはそれで大変なので、気づいたときに「転職をやっぱりやめよう」と判断するのも普通にアリです。
転職活動を実際にやってみることで、初めてわかることもあります。
あなたが納得のできる決断ができるよう応援しています。