判断基準があるなら知りたい。
後悔しない転職をして、自分に合った働き方がしたい…!
この記事では、こうした疑問や悩みにこたえます。
私自身、転職は3回経験しています。
そしてそのたびに転職へと踏み切った私の体験談を交えながら、転職すべきか残るべきかの判断基準をお伝えします。
この記事でわかること
- 転職すべきか残るべきかの判断基準
- それでも迷う人の対処法3つ
- 転職すべき・すべきでない人の特徴
転職すべきか残るべきかの判断基準【1つだけ】
転職すべきか残るべきか迷ったときの判断基準は「この仕事をしていて幸せかどうか」です。
自分に問いかけてみてください。
どのような答えが思い浮かびましたか?
「幸せ」と思うなら転職する必要はありません。
「幸せではない」と思うなら転職すべきな可能性大。
行動の流れとしてはこんな感じ。
今の仕事をしていて幸せではない
↓
理由を分析
↓
現職に残って解決方法があるか考える(なければ転職)
↓
解決方法が見つかったら実践
↓
解決したら現職に、解決しなかったら転職
という方もいるかと。
こういう方は、あとで紹介する3つの対処法を試してください。
体験談:転職すべきか残るべきか迷った公務員の背中を押した本
「この仕事をしていて幸せかどうかが大事なんだ」というのは、本の中で知った言葉です。
ちなみに、言葉はうろ覚えで一言一句一緒ではないかもです…
「仕事は楽しいかね?」というAmazonで4000以上のレビューがついて星4以上のベストセラーです。
私は転職のたびに「この仕事をしていて私は幸せなのか?これから幸せになれるのか?」と問いかけていました。
公務員の安定を捨てた理由
新卒のとき、私は公務員だったのですが、転職すべきか残るべきかをすごい迷いました。
大変な試験勉強をして公務員になって、ようやく手にした安定を捨てるのか?…と。
その時に読んだ「仕事は楽しいかね?」の「この仕事をしていて幸せかどうかが大事なんだ」という問いに「いや、全然幸せじゃない」と公務員の安定を捨てる決意をしました。
残業時間はえぐいし、上司のあたりは厳しいし、お客さんからもがんがん詰められるしでしんどかったです。
職種のせいもあっていい給料はもらってましたが、それを捨てでも転職しました。
「仕事は楽しいかね?」は当時2作目まで出てて、「この仕事をしていて幸せかどうかが大事なんだ」のセリフも1か2かどっちか覚えてないんですけど、2冊とも私の心を軽くしてくれました。
現在は3作目の最終講義が出ています。
無料でAmazonの試し読みもできます。
転職すべきか残るべきか迷ったときの対処法3つ
ここまできて、まだ答えが出てない人。
もう考えているだけでは、答えが出ないと思います。
以下の3つの行動を試してみることで、判断のヒントを得ましょう。
- プロの意見を聴く
- とりあえず転職活動作戦
- 転職した場合に致命傷がないか確認
対処法1.プロの意見を聴く
転職すべきか残るべきか迷っている人は、自分の頭で考えるだけではなく、プロの意見も聞いてみましょう。
ポジウィルキャリアなどのキャリアカウンセリングのサービスでは、プロの意見が聞けます。
転職エージェントとは違うので、
- そもそも転職すべきか現職に残るべきか
- 現職に残るならどううまくやるか
などを相談できます。
転職エージェントは機械的な対応という感じですが、ポジウィルキャリアでは親身に話を聴いてもらえます。
無料なので、試してみる価値はあるかと。
対処法2.とりあえず転職活動作戦
転職すべきか残るべきか悩んでる人に地味に効果があるのが、とりあえず転職活動を始めてしまうことです。
転職と転職活動は違います。
転職活動したら絶対に転職しないといけないわけじゃないです。
とりあえず転職活動作戦とは
実際に転職するかは別として転職活動を始めることを、「とりあえず転職活動作戦」と呼んでいます。
転職活動といってもまずは「ちょっと求人サイトを眺めてみる」とか小さなことでOK。
求人サイト眺めてるだけでも
- 「この会社、めっちゃいい。応募したい」
- 「やっぱりうちの会社の待遇いいんだな」
とか発見があります。
この発見が、転職すべきか残るべきかの判断材料になります。
対処法3.転職した場合に致命傷がないか確認
自分が転職したときに、
- 致命傷を負うリスクはないか?
- あるとしたらどんなリスクか?
- 対策は可能か?
は確認しておきましょう。
転職したときの致命傷の例
たとえば家族がいて家のローンがあるみたいな人だと、転職で年収下がったらしんどくなる可能性も。
ただ、パートナーも働いてて自分の年収が一時的に下がっても大丈夫、とかなら転職もアリ。
仕事はお金とか生活への影響力がデカいので、経済的な面での致命傷はよくチェックしておくのがおすすめです。
転職すべき人・すべきでない人の特徴
転職で後悔しないためにも、転職すべき人・すべきでない人の特徴も知っておきましょう。
自分に当てはまるものがないかチェックです。
転職すべき人の特徴
転職すべき人の特徴は、以下のとおり。
- やりたいことが明確
- 現職で心身の体調を崩している
- 5年後のキャリアイメージがもてない
やりたいことが明確
自分のやりたいことがはっきりわかっていて、今の会社で実現できないなら転職は有力な選択肢です。
今の仕事がやりたことでない場合、続けていくのもしんどいです。
転職アリですね。
現職で心身の体調を崩している
- 残業が多すぎる
- 人間関係がイヤすぎる
- 通勤時間が長すぎる
とか、理由がなんであれ、今の仕事のストレスですでに何かしらの心身の不調がある場合、転職すべき状況です。
今の仕事に残って解決できれば、残るのもアリ。
ただし、会社の残業体質や人間関係とか企業文化によるところは、解決の期待が薄いです。
転職を検討しましょう。
私も最初の退職理由は、「もう心身が耐えられない」でした。
5年後のキャリアイメージができない
5年少なくとも3年後のキャリアイメージができない場合、その会社に残るのは危険です。
私が勤めてた2社目の会社は離職率が高くて、5年勤めてるという先輩や上司がまずめちゃくちゃ少ない。
そのため、5年後に自分がどうなってるかイメージがもてませんでした。
転職を前向きに検討していきたいところです。
転職すべきでない人の特徴
転職すべきでない人の特徴は以下のとおり。
- 転職理由が不明確
- まだ現職での解決を試みてない
転職理由が不明確
「なんで仕事を転職したいの?」の問いに、自分の言葉で理由を答えられない場合は、とりあえず転職を待った方がよさげです。
転職理由は、
- 人間関係がイヤ
- 仕事が面白くない
- 残業が多すぎる
とかなんでもOK。
ただ、それが自分の言葉でパッと出てこないなら、転職理由を明確にするのが先です。
明確になれば、現職で解決する方法が思い浮かぶかもしれません。
まだ現職での解決を試みてない
転職したい理由がある場合に、とりあえずは現職での解決を試みるのがおすすめ。
もしかしたら転職せずに理想の働き方が実現できるかもです。
あと、「現職でやれるだけやった」と思えて、転職後の後悔も少なくなるので。
私は最初の転職で、残業の多さと仕事のハードさがイヤでまずは異動を申し出たのですが、あっさり却下w
「転職しよう」と転職活動を始めました。
試せることがあるなら、現職での解決を試みてみましょう。
転職すべきか残るべきかよくある質問
Q:ここまで読んだけど、まだすごい迷ってる。
A:自分の大事な人生のことです。迷うのも自然なことです。
ここまで読んで迷ってる人は、自分の頭で考えているだけではもう考えがまとまらないと思います。
この記事で紹介した「転職すべきか残るべきか迷ったときの対処法3つ」を試してみましょう。
行動しながら考えましょう。
Q:転職すべきか残るべきか判断するのに、役立ちそうな本を教えて。
A:以下でおすすめ3つを紹介します。
まずは「仕事は楽しいかね?」シリーズ。
仕事に対する自分の価値観を見つめ直すきっかけになり、転職すべきか残るべきか考えるヒントが得られます。
おすすめ2は「適職の地図」。
ワークブックみたいな感じで、ゲーム感覚で自分の強みや適職、進むべき道、やるべきことがわかります。
7日間かけて取り組むように構成されており、1日分の量も多くなく、忙しい人でも取り組みやすいです。
それと、最後の著者のあとがきが感動します。
転職すべきか残るべきか迷っている人にとって、どちらの選択を選んだとしても「自分に自信をもって働くことの大切さ」を教えてくれる言葉がつまっています。
おすすめ3冊目は「自分のアタマで考えよう」です。
自分の頭で考えるための判断基準作りなどに役立ちます。
同じ著者の「マーケット感覚を身につけよう」とかほかのシリーズもおすすめ。
Q:転職したいと思うんだけど勇気が出ない。最後の一押しが欲しい。
A:転職する勇気が出る名言と、名言以外の方法をまとめた記事があるのでどうぞ。
転職すべきか残るべきか迷うのは当然
社会人にとって、仕事は生活の大部分を占めます。
経済的な面で生活もかかっています。
転職すべきか残るべきか迷うのは、当然。
迷う時間も、大切な時間です。
迷い抜いても答えが出ない場合、自分の頭だけで考える限界に来ているんだと思います。
まずは行動して、行動しながら考えましょう。
あなたが、自分自身で納得できる選択ができるよう、応援しています。