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公務員のメリットは魅力的な福利厚生【デメリットの方が多い】

2022/01/16

※プロモーションを含むことがあります

  • 「公務員って福利厚生が魅力的で、メリットいっぱいありそう」
  • 「でも、公務員にどんなデメリットがあるのかも気になる」
  • 「公務員になって失敗したくないな…」

 

この記事では、こうした疑問や悩みにこたえます。

 

私は、過去3年間公務員をやっていました。

 

結論、公務員のメリットや魅力といえば、福利厚生くらいですねw

ぶっちゃけ、デメリットの方が多いです。

だからこそ辞めてます。

 

特に問題は、世間的にメリットといわれてることがデメリットになること。

 

この記事では、元公務員の私が実体験を交えながら公務員のメリットや魅力、福利厚生、さらにはデメリットを解説します。

 

公務員のメリット【魅力的な福利厚生】

公務員のメリットは、ずばり魅力的な福利厚生ですね。

他にメリットっていわれてるものは、ぶっちゃけデメリットにもなります。

 

ただ、福利厚生については、誰にとってもどう転んでもメリット。

 

体験談:公務員の時に魅力的だと思った福利厚生

私は公務員時代は、官舎に住んでいました。

官舎ですが、本当に国民のみなさんの前でいえないレベルで家賃安かったです。

「駐車場代か?」って感じですw

 

ただ、ぱっと見「廃墟か?」ってレベルでボロくて汚いですw

私は、家に冷蔵庫とかの大型家電つきだったので、特に楽でした。

 

これは公務員辞めた今でも、唯一もったいなかったかなって思うくらい魅力的なメリットです。

 

タダで映画とか見られる券【見に行く時間がない】

あと、タダで映画見られる券とかももらいました。

私は、休みないし、平日は映画館がやってる時間に帰れないので、見られませんでしたがw

 

映画が好きな人とかは、なんとか時間作って見に行ってましたね。

 

この辺の福利厚生面は、誰にとってもメリットだと思います。

仮に映画見られないとかでも、別にマイナスにはなってないし。

 

女性は特に公務員の福利厚生のメリットが魅力的

結婚している、あるいは結婚や出産の予定がある女性は、公務員のメリットがめちゃくちゃデカいです。

 

ざっと要点をあげると、以下のとおり。

  • 産休中でも給料がでる
  • 産休中もボーナスが支給される
  • 産休中は共済組合の掛け金が免除される
  • 育休中も減額されるが給料が支給される
  • 育休明けも時短勤務できる

 

これ以外にもいろいろあります。

3人くらい子供いる人だと、もう何年も産休育休で出勤してないけど、お金はもらってますって人結構いましたよ。

私の職場だと、育休明けの女性は時短勤務使って、楽なポジションで働けてましたね。

 

民間では考えられない破格の福利厚生

ちなみに、民間では産休や育休中、給料が出ないことがほとんど。

支給されても、減額されることも多いです。

 

出産育児に対する公務員の福利厚生は、破格の好待遇。

 

男性でも、私の知り合いですが、奥さんがヨーロッパに出向するのについていくため、1年間自分は育休をとった男性がいます。

 

私の勤務先でも、残業・休日出勤当たり前ながら、男性職員も

  • 子どもが生まれる
  • 結婚記念日

などの時は、定時や早めに帰宅するのが許されてました。

 

独身の私は、そのためだけに当時「結婚したいな」とか思っていたほどですw

 

公務員のデメリット【メリットもぶっちゃけデメリット】

公務員のデメリットは、以下のとおり。

  1. 残業が多い
  2. 異動がギャンブル要素デカすぎ
  3. 民間だったらクビになってるような人がいっぱいいる
  4. 人間関係が独特
  5. 飲み会・送別会とかが多い
  6. 年功序列
  7. 無駄な作業が多すぎる
  8. お客さんを選べない
  9. 来庁者の当たりがきつい
  10. 呼び出しがある
  11. 心身を病む
  12. 辛いといっても周りに理解されない

 

Q:そんなの民間でも同じじゃないの?

A:民間以上にひどいことが多いですw

私自身民間の経験もあるんですが、民間の方がまだマシw

 

今あげた12のデメリットについて、くわしくはこちらの記事で解説しています。

公務員も民間も経験した私から、公務員のきついことを解説しています。

 

世間でメリットといわれてることもぶっちゃけデメリット

世間でよくいわれる公務員のメリットとして、以下のようなものがあります。

  • 安定している
  • 老後も安心
  • 休日や休暇制度が充実している
  • やりがいがある

 

確かにそうだなって思う部分もあります。

でも、ぶっちゃけ状況や人によってはデメリットになりうるリスクがあります。

 

公務員が安定していても、自分に合うかは別問題

安定しているっていうけど、激務で無理して働いてメンタル病んだら、安定も何もないんですよ。

私自身公務員時代に、メンタルクリニック通いになって、適応障害の診断もらってます。

 

仕事自体が合ってなくて、無理してメンタル病んだら結局辞める羽目になります。

公務員という仕事が安定してても意味ないんですよ。

 

安定しているがために、「安定を捨てるのがもったいない」とか思ってすがり付いたばっかりに、状況が悪化することもあります。

 

老後という不確定な将来に期待を持つリスク

老後とか、ぶっちゃけどうなるか誰にもわかりません。

むしろ、年金とか財政の赤字状況とか考えると、希望持てませんw

 

老後じゃなくて、いま幸せになりたいんですよ。

老後じゃなくて、体が元気で感受性も豊かな今のうちに、いろんな人生経験したいんですよ。

趣味や家族と過ごす時間は、「今」欲しい。

 

想像してみてください。

もっと自分のやりたいことをやれている人生を。

 

仕事選びで成功してる人は、老後じゃなくて「今」幸せに生活してます。

 

休日や有休の取得率のマジック

私が公務員の時、有給とか書類だけ出してみんな出勤してましたよw

私は新卒が公務員だったんで、「こんなもんなのか」って思ってましたけど。

 

だいたい公務員の統計情報って、当てになりません。

数字のマジックで、うまいこと見せてるだけなこと結構あります。

 

たとえば、何かの統計をとる時、1年の中で件数に波があるなら、数字が大きくなるところ3か月だけのデータとって「こんなに件数が多いです」みたいな見せ方します。

嘘をついてるわけじゃないです。

 

でも、統計情報としての価値がない見せ方します。

それが公務員ですw

 

やりがいよりもしんどさがデカい

公務員の仕事は、やりがいがあるといわれます。

私自身、公務員にならなければ経験できなかった数多くの貴重な体験があります。

これは今でも、私にとって大切なものです。

 

しかし、やりがい以上にしんどさがデカい!

 

やりがいがあっても、それに耐えられるメンタルと体がないと続けられません。

むしろやりがいがあるばかりに、無理して働いて心身ともに病気になることだってあります。

 

やりがいがあることは、メリットでもありますが、デメリットにもなります。

 

民間から公務員に転職する時は要注意

民間にいると、公務員ってよく見えることがあります。

私がそうでした。

 

元々、大学院出てから半年間、民間でアルバイトの研究員みたいなことしてました。

でも、定職に就きたいと思って秋の試験で公務員に。

 

私は特にアルバイトという不安定な仕事をしていたので、公務員の給料とか働き方とか、安定とか。

公務員の何もかもがうらやましかったです。

 

でも、結局公務員を辞めて、民間に転職。

現在はフリーランスになって、ようやく自分に合った無理のない働き方ができています。

 

公務員が自分に合っているか判断するコツ

仮にどんなに公務員が安定していて、福利厚生がよくて魅力的な仕事であったとしても、あなたに合っている仕事なのかは別問題。

 

ただ、公務員が自分に合っているかは、自分でもわかりにくいもの。

ミイダスを使って、自分に合った仕事や相性の悪い上司のタイプを把握して、公務員が自分に合うか判断してみましょう。

 

これ系のAI診断はいっぱいありますが、ミイダスが一番精度高かったです。

 

私が苦手な営業も、きっちり当ててきましたw

 

ミイダスは質問数は多いですが、そのぶん診断が正確です。

 

民間から公務員に転職して失敗する人、割といる件

実は私は臨床心理士と公認心理師という、カウンセラーの資格を持っています。

実は、民間から公務員に転職してメンタルを病んでしまった人、結構いますねw

 

私もその1人ですしw

ちなみに、私がどんなヤバい公務員生活を送っていてメンタルを病んだのか。

そこからどう復活したかはこちらのnoteにまとめています。

 

大丈夫 会社をやめても生きていける

 

無料部分だけでも、私のヤバヤバ公務員時代がわかりますw

 

公務員と民間でどうしても悩むという人は、こちらの記事でくわしく違いを書いています。

民間と公務員を両方経験してる私が、かゆいところに手が届く情報をぶっちゃけます。

 

まとめ:公務員の魅力とメリットはぶっちゃけ福利厚生くらい【デメリット多すぎ】

公務員の魅力やメリットは、ぶっちゃけ福利厚生くらいだと私は思っています。

デメリットが多すぎ。

 

ただ、もちろん人によります。

 

公務員は受験するのに、年齢制限があります。

転職とか、基本的に自分がもたもたしてると、その間にほかの人にいい求人とられています。

 

行動するなら早い方が、損失は少ないです。

ミイダスで自分の向き不向きを知るとかは、今すぐできます。

ここで行動できる人は、それだけで周りより一歩進んでます。

 

考えるにしても、行動しつつ考える人の方が、先を行きます。

 

自分に合ったキャリアに向かって、行動を積み重ねて行きましょう。

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