- 退職の時なんていえばいいのか、伝え方が分からない
- 仕事がつらくて心身ともに限界…退職したいけどタイミングをうかがってしまう
- 辞めた後のことも心配だし、なかなかいい出せない
この記事は、こうした悩みを抱えている人向けです。
この記事で分かること
- 退職の伝え方を含め、退職の一連の流れが分かる
- 引き留めなどに合った時の切り抜け方が分かる
- なかなか退職を言い出せない時の勇気の出し方が分かる
私もHSPです。
過去3回退職しています。
なかなか退職に踏み切れず、メンタルクリニック通いになったこともあります。
当時は退職代行のサービスなどもなく、なんとか自力で伝えて3回退職をしました。
うまく行ったこと、失敗や後悔などをこの記事で伝えていきます。
なかなか退職に踏み切れずしんどい思いをしている人へ、参考になったり背中を押せる内容を目指したので、最後まで読んでみてください。
退職の伝え方
一般的な退職の伝え方や流れを、まずは知っておきましょう。
新卒で入った会社をやめる人など、そもそもの退職の仕方が分からないケースもあると思います。
退職の仕方を知っておかないと
無礼な奴だと思われて余計なところでもめる
自分に不利な展開になった時に気付かない
など損をします。
まずは、退職の仕方、伝え方を知りましょう。
特に、HSPの人向けに解説していきます。
退職の流れは、ざっくりと以下のとおり。
- 退職を伝える
- 退職までのスケジュール調整
- 退職
- 退職後の必要作業
ひとつずつ解説していきます。
退職の流れ①退職を伝える
上司に「相談したいことがあるので、面談の時間をいただきたいのですが」など申し出て、面談を設定しましょう。
そこで、退職を伝えます。
周りにほかの人もいる状況だと、あなたも言い出しづらいし、上司も話をしづらいので、上司と2人で落ち着いて話せる状況で話すのがベター。
職場にもよりますが、上司と2人だけになれるチャンスがあるなら、その時に退職を申し出るのもアリです。
実際に私が一度やったことがあるのですが、上司が一番遅くまでオフィスに残る人でした。
なので、私も上司と最後2人になるタイミングまで残り、そこで「退職したい」と申し出ました。
こういうケースなら、事前に面談の時間が欲しいという、申し出なしで行けます。
退職理由と、必要があれば退職を希望する時期を伝えましょう。
転職などで、入社日のめどがある場合などは、「転職が決まっているので、〇〇までに退職したい」と申し出ましょう。
体調不良など、心身の限界が来ている場合も、「体調が悪いので、できるだけ早くやめたい」など伝えるのもアリ。
「退職理由なんて言えばいいの?」という人はこちらの記事をどうぞ。
「給料が安い」「苦手な人がいる」など、本当のことを言いづらい場合のテクニックなど、まとめています。
退職を伝える相手は直接の上司でOK
退職意思を伝える相手は、直接の上司が基本です。
その上司が退職の原因で避けたい場合は、さらに上の上司などでもOK。
飲食店とかで、店長に言わなきゃだけど、店長が無理というケースなどでは、ほかの社員さんでもいいので、退職を伝えましょう。
副店長的な人がいる場合は、その人などでもいいですね。
「誰に伝えるのも無理、もう出勤自体無理」というような場合は、退職代行で助けてもらいましょう。
人生には全力で逃げるべき時もあります。
そこまで職場が無理なら、お金払ってでも退職代行使って、自分の心身を休めるのがベター。
- 【男の退職代行】:即日退職可能、完全無料の転職サポート付き
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退職を伝える時期、タイミングはいつがいいの?
体調が悪い、心が限界などの理由から退職を決意している人は、なるべく早く退職を申し出ましょう。
心身が疲れていると、冷静な判断力が奪われます。
会社の引き留め工作の罠に、引っかかるなどのリスクが高くなります。
少しでも心身へのダメージが少ないうちに、アクションを起こしましょう。
時間に余裕がある人は、以下のポイントを確認しつつ、決めましょう。
- 自分の業務的にキリがいいタイミング
- ボーナスがもらえるタイミング
- 繁忙期をさけられるタイミング
ちなみに、私は3回目の退職の時、ボーナスいらないから早くやめたかったんですが、失敗しましたw
当時、契約社員でした。
正社員と違って有期の契約雇用を結んでいる場合は、特別の理由なしに契約期間内に自由に退職することができませんでした。
契約社員だと、退職に落とし穴あるので、その話をしています。
退職の流れ②退職までのスケジュール調整
退職が決まったら、
- 最終出社日、退職日はいつにするか
- 有休があれば、いつから使うか
- 引継ぎはどうするか
- 退職までに必要な事務手続きの確認
- ほかの社員にいつ公表するか
などを決めます。
会社や業務によって、この辺の手間は大きく異なります。
あと辞める事情。
私は1回目の退職の時、心身ともに限界になり、休職からの退職で一切の引継ぎやスケジュール調整なく、キリの良い月末退職になりました。
引継ぎどころではなかったです。
退職の流れ③退職
最終出社日には、自分の部署の人にお菓子配りながら挨拶して回ります。
深いかかわりがあるけど、オフィスが違う人あてには、メールを送ります。
退職時に渡すおすすめお菓子はこちらを参考に。
めっちゃ安いのに、メッセージ入りとかのおすすめ品を紹介してます。
退職の流れ④退職後の必要作業
健康保険に入っていた人は、退職後に健康保険証返します。
あと、失業保険の申請する人は、離職票を持ってハローワークに行くなどあります。
無職期間となる人は、役所関係の手続きもあります。
引き留めに合った時の対処法
職場はいつも人手不足だし、辞めるなって言われそう…
とりあえず1週間休んで考え直せって言われたけど退職したい…
会社や上司としては、辞めた欲しくなくて引き留めるケースがあります。
こうした場合の対処法ですが、相手の言い分にかまわず「退職したい」と伝えましょう。
「人手不足だし、今辞められたら困る」
「これから繁忙期だしあと3か月何とかならない?」
などと言われてもこう言いましょう。
「もう退職すると決めています」
あなたが退職して、職場が大変になるのは、あなたのせいではありません。
そういうマネジメントをしている会社のせいです。
会社のためにあなたが自分を犠牲にする必要はありません。
会社が妥協案を出してきた時は?
「体調が悪いなら、時短勤務にして続けてみない?」
「別の部署に異動してみない?」
と言ってきたらどうすればいいか?
「退職すると決めています」と言いましょう。
時短勤務や異動が本当に保証されているか分かりません。
時短勤務や異動したところで、しんどさがなくなる保証もありません
そうした特別扱いの中、働き続けることのプレシャーもあります。
退職を心に決めているなら、ひるむことなく「退職すると決めています」と退職意思を伝えましょう。
退職をなかなか言い出せない場合の対処法
今日、上司に退職を伝えるぞと思ったけど、いざ伝えようと思うとなかなか言い出せない
上司もなんだか忙しそうにしてるし
明日でもいいかなって…
めちゃくちゃ分かります。
「私も、なかなか上司に言い出せず、やっぱ明日でいいかな、いやいや今日絶対言うって決めたじゃん、でも…」というループにハマっていましたw
解決法ですが、「先手必勝作戦」で行きましょう。
なかなか退職を言い出せない時の先手必勝作戦
朝一で、上司に言いましょう。
出社してすぐ上司に、「今日、お話したいことがあるので、時間をいただきたいのですが」と言いましょう。
絶対に朝一です。
先手必勝です。
上司の顔色とか、今忙しそうかな?とか様子をうかがうこともせず、速攻で言ってください。
口頭が無理ならメールでワンクッション
どうしても口頭で言うことにプレッシャーを感じる人もいるでしょう。
メールでワンクッション入れましょう。
「退職したいと考えており、面談のお時間をいただければと考えています。
面談のお時間をいただくことは可能でしょうか」
などの文面でメールを送りましょう。
これなら「退職」と書いてあるので、もう退職の意思も伝えられます。
口頭と違って、相手の時間も奪いにくいので、その点伝えやすさがあります。
自分にあった方で、作戦行動を開始しましょう。
体験談:「もっと早くに退職していれば」の強い後悔
私は1回目の退職について、「もっと早くに退職していれば」と激しく後悔しています。
この後悔の経験から、退職に今一つ踏み出せない人の背中を押せればと思います。
ブラックなところだったのですが、
辞めたら悪いかな?
みんなは頑張ってるし
とかなんとか考えて、ダラダラ働き続けているうちに心身の状態が悪化。
1回目の退職の時は、結局心身ともにダウンし、引継ぎや挨拶もろくにできずに退職という最悪のパターンでした。
当時、通勤経路に、信号はないけど横断歩道はある見通しの悪い交差点がありました。
朝の出勤の時に、「仕事に支障はあるけど、命に支障はない事故に遭いたい」と思いながら、左右確認せずに突っ込んでました。
運が悪ければ、あの時に死んでました。
というか、退職せずにいたら、仕事つらすぎて自らの意思でタイミングを計って車に飛び込んでいたかもしれません。
かなり追い込まれて、メンタルクリニックにも通ってました。
診断は適応障害。
その後、退職して新しい職場で働き始めても、「また病院通いになるのではないか…」という不安が消えませんでした。
メンタルを病んだらその傷跡はずっと残る
また、その後さらに2回の転職を経て、今現在私はフリーランスとして働いています。
今は仕事のストレスがかなり減り、自分に合った環境で働けています。
それでも、1つ目の勤め先でのいろんな嫌な出来事が突然フラッシュバックします。
あれから何年も経って、今は快適に働けているにもかかわらずです。
夢にも見たりします。
メンタルをおかしくする前に休むべき、というのは本当にそうだなと思いました。
しんどい仕事を続けて、私に残ったのは、何年たっても自分苦しめるブラック企業の記憶だけでした。
最近、「ブラック企業のヤバさを伝えて、みんなにも回避してもらおう」と、本を出したりnoteを作ったりするくらいに元気になりましたw
元気になりすぎw
こちらのnoteでは、メンタルおかしくなった私の復活劇と現実的なお金の手続きのことなどをぶっちゃけています。
無料で途中まで読めます。
まとめ:どうしてもダメなら退職代行
退職を伝える時のポイントまとめは以下のとおり。
- 上司に「退職したい」と申し出る
- 引き留められても何言われても「もう退職すると決めています」と言う
- 退職は先手必勝勝負
- なかなか言い出せない人は、朝一で仕掛ける
- どうしてもダメならメールでワンクッション挟む
とはいえ、どうしても自力で退職を乗り切るのが難しいケースもあると思います。
かといって、身近に相談に乗ってくれる人もいないと、めちゃくちゃしんどいです。
そういう場合は、退職代行です。
人には、お金を払ってでも、退職代行を使って退職すべき時があります。
心身を病む前に、消えない傷が残る前に、退職すべき時があります。
退職代行にも、色んなところがあります。
- 【男の退職代行】:即日退職可能、完全無料の転職サポート付き
- 【退職代行ガーディアン】 :東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合なので違法性がなく、安心
- 【女の退職代行】:全額返金保証あり、相談回数無制限、追加料金一切なし
この3つは退職率100%。
お金払うからこそ、気兼ねなくいろいろ相談できます。
複数チェックしてみて、自分に合うところに相談に乗ってもらって、トラウマ生活からさっさと逃れましょう。
また、私の退職について、より具体的に3回分の退職の流れについて書いたnote記事はこちら。
個人の退職体験談をもっと詳しく知りたい人はどうぞ。
あなたが少しでも、自分に合った生活ができるようになるよう、応援しています!