- 「人と関わりたくない」
- 「1人で生活したい」
- 「人とのかかわりの中で傷つくより1人でいたい」
この記事はこうした悩みがある人向けです。
この記事で分かることは、以下のとおり。
- 人と関わらなくてもいいと思う理由
- 人と関わることのデメリット
- 人と関わらないで生きていく方法
私は、人と関わらない生活もアリと思っています。
私自身、人間関係やコミュニケーションが苦手です。
公認心理師と臨床心理士という、カウンセラーの資格を持っているのにw
現在、フリーランスとして家で1人で仕事をしています。
人と関わらない生活のリアルな体験談も紹介していきます。
記事を読みながら、人と関わることにストレスを感じがちなあなたが、生きやすくなるための方法を検討していきましょう。
人と関わらなくてもいいと思う理由
結論、人と関わりたくなければ関わらなくてもいいと思います。
誰でも得意不得意があります。
内向型、HSP、コミュ障…
いろいろありますが、人と関わることが苦手な人もいます。
対人関係が苦手な人が、人とうまく関わろうとすると、かなり消耗します。
いっそ人と関わること自体をやめて、快適な生活の中で能力発揮していく方が人生イージーモードです。
自分が楽になる方法を選んでいいと思います。
人と関わることのデメリットデカすぎ問題
人と関わらないのもアリと思うのは、デメリットがデカすぎるからです。
- 人とのコミュニケーションが苦手
- 対人関係に煩わしさしか感じない
- 言いたいことがうまく言えない
こうした「コミュニケーションが苦手」な人にとって、人と関わることにはかなりのデメリットがあります。
「コミュニケーション強者」の人にとっては、何でもないような小石にもつまずきます。
周りの人が気にならないことも気にして傷ついた挙句、さらに周りから言われる「気にしすぎだよ」の一言に追い打ちをかけられますw
私自身、人とのコミュニケーションが苦手。
HSPのチェックリストにもばっちり当てはまりまくり。
自分はHSPなんだろうなと思っています。
HSPというのは、ハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字をとったもので、「刺激に敏感な人」という意味です。
5人に1人くらいの割合でいるらしいです。
同じこと言われても、傷つく人とそうでない人がいたり。
外で工事してる物音も、気になる人がいたりいなかったり。
何かしらの刺激に対して、人よりも敏感に感じ取ってしまう傾向のある人をHSPと言います。
すごくざっくりいうと、神経質な人みたいな感じでしょうか。
刺激に対するセンサーの感度が高いので、
- 他人の意図をくみ取るのがうまい
- 仕事が丁寧
- 人が体調が悪かったりするのにすぐ気づく
といったポジティブな面もあります。
が、しかし!
人間関係とかコミュニケーションとか、いい意味でも悪い意味でも刺激しかありません。
刺激に敏感なHSPや内向型、コミュ障と呼ばれる人たちにとって、人間関係やコミュニケーションは刺激が強すぎます。
そもそも人の存在が刺激
自分以外の誰かがいる空間って、気を使います。
分かりやすくするのに、すごいアレな例で言いますけど、家にいる時ほかに人がいたら軽率におなら「ぷっ」とかやれないじゃないですかw
人がいるとそれだけで、「相手が嫌なことはしないようにしよう」という意識が働きます。
普通の人が10くらいの精神力使うとしたら、HSPの私は30くらいは使ってます。
満員電車とかも、もう刺激でしかない。
人が多くいれば
- めっちゃ貧乏ゆすりしてる人
- やたら大音量で会話してる人
そういう人に遭遇する確率が高まります。
朝の通勤時の満員電車とか、とってもスパイシーww
もちろん大体の人が、満員電車は疲れると思います。
ただ、多くの人が疲れ具合10で済むところ、ここでもやはりお疲れポイント30を稼いでしまいますw
「気にしすぎ」って言われて、それはその通りだと思います。
おっしゃる通り、本当に気にしすぎなんですよ。
でも、気になっちゃうものを気合いで気にしないようにするのも無理w
人の存在はそれだけで、刺激となり疲れます。
満員電車だったら、
- 乗る電車の時間帯変える
- 車両選ぶ
- ポジション争いを制する
など対策したりできます。
でも、仕事なんて生活のためにやるのであって、そういうモチベーションでやってる労働のために
「なんでこんなに大変な思いしなきゃいけないの?」
という疑問を感じてしまうわけです。
あれこれ努力するよりは、人と関わることを避けられる方法を選んだ方が楽です。
言いたいことが言えない
人とのコミュニケーションで、言いたいこと言うのってすごく難しくないですか?
私はめちゃくちゃ難しいです。
あれこれ考えてどうにかこうにか伝えた言葉で、でもそれも「失敗しちゃったかな?」と気にしたり。
私の長年の自己分析(?)のような悶々とした負の思考ループの結果、
- ただ人に嫌われるのが怖くて、八方美人になろうとしてる
- 自分の気持ちを分かってもらえた体験自体が少なくて、言いたいことを言って良い感覚が持てない
とか、いろいろ原因はあると思ってます。
原因も自分自身にあります。
だからこそ、もう変えるのが難しいというのも分かっています。
人に嫌われることに対する恐怖感とか。
自分の気持ちを分かってもらえた体験とか。
これまで生きてきた何十年という人生の中で積み重ねてきたものを、今更ひっくり返すことがどれだけ難しいか。
その難しさを見ないふりして、楽観的思考ができるほどピュアな心はありません。
その何十年の積み重ねをひっくり返すよりは、「そもそも人と関わらない」を選択をしたほうが楽です。
人と関わらない生活をしてめっちゃ楽になった話
現在、私はフリーランスとして働いています。
7年ほど勤め人をやってきました。
2回転職して、いろんな仕事をやってみたけど、結局どこにいてもつらい。
これはそもそも組織で働く「会社員」という働き方自体が向いていないのでは?
と思い、フリーランスになりました。
詳しくはこちらの記事で書いています。
フリーランスになって、めちゃくちゃ快適です。
あらゆる問題が一発で解決した
フリーランスになって、「会社員の時に感じてたストレス」が消え去りました。
会社員だった時は、色んなつらいことが大量にありました。
- 満員電車での通勤嫌だ
- 朝早く起きなきゃいけないのつらい
- 好きな時に休めない
- 体調悪くても病院行けないし、休日は病院やってない…
- 有休とるのにも周りの顔色うかがわないといけない
- ソリが合わない職場のお局様と仕事するのつらい…
他にもいろいろありますが、こうした問題が「フリーランスになる」というワンアクションですべて解決しました。
本当に私は、会社員が合ってなかったんだと思います。
生活が快適になったことで、
- 自分の仕事に集中できて生産性が上がった
- ストレスが減って健康になった(健康診断の結果が良くなった!)
- 楽しいことが増えた(念願の犬を飼い始めたとか)
ハッピー生活です。
注意点:フリーランスになって欲しいわけじゃない
誤解がないように言っておきたいのですが、人間関係がつらい人にフリーランスになって欲しいわけじゃないです。
「フリーランスになる」というのは、人と関わりたくない人にとって、人にかかわらなくて済む生き方の選択肢の1つです。
あくまで、選択肢の1つです。
フリーランスにも向き不向きがあります。
- 確定申告がある
- 自分で仕事取ってこないといけない
- 収入が不安定
など、デメリットもあります。
人と関わらずに働くための方法
人と関わりたくない人は、人と関わらない働き方をするのが一番だと思います。
うまく人と関わっていく方法を探すよりも。
世の中、苦手を克服することが評価されがちです。
でも、さけられるものは、さけたほうが快適。
苦手の克服より、簡単にできます。
人生イージーモードです。
自分のキャパシティの分だけ、人と関わるようにして、あとは回避しましょう。
そのための戦略を解説していきます。
自分の適職を知る
無料で診断できるミイダスなら質問に答えるだけで、適職がわかります。
- 自分に向いてる仕事
- 向いてない仕事
- 苦手な上司のタイプ
などがわかりますよ。
これ系の診断はいっぱいありますが、ミイダスが一番精度高かったです。
私が苦手な営業もバッチリ当ててきましたw
質問数は多めですが、その分だけ正確です。
もう転職する気満々な場合
自分に合った仕事の見当がついていて、転職を心に決めている人は、早々に転職しましょう。
傷が広がる前に…
おすすめの転職エージェントは以下の3つ。
- リクルートエージェント:求人数の多さが魅力
- ウズキャリ:定着率の高さが魅力
- doda:使い勝手の良さが魅力
転職エージェントは、複数登録が基本。
比較して自分に合うところを見つけられるから。
人と関わりたくない人におすすめの仕事
人と関わりたくない人におすすめなのはIT・Web関連のお仕事です。
- エンジニア
- デザイナー
- ライター
とかですね。
理由は以下のとおり。
- 将来性がある
- 転職先がいっぱい
- いざとなればフリーランスでもやっていける
テックアカデミーというプログラミングスクールは、オンラインで1週間無料体験を受けられます。
ちょっとしたサイト制作とか、コード書いたりできるようになります。
- 面白いな
- 苦じゃない
と思えたら、才能あると思いますよ。
今やってる仕事、めっちゃ苦痛って人いると思います。
苦痛じゃないだけでも、よくないですか?
「普通」とか「苦じゃない」って思えるなら、それは向いてるかもです。
実際にプログラミングを体験しながら、プログラミングやエンジニアが自分に合ってるか試してみましょう。
この話は、こちらの記事でも書いています。
自分に何があってるかよく分からない人は
自分に合った仕事は何なのか?
どう生きていくのがいいのか
自分のキャリアについて悩んでいるなら、人に頼るのもアリ。
自分に何が向いているかを、一緒に考えてくれるサービスもあります。
- ポジウィルキャリア:そもそも転職しようかどうしようか迷ってる人向け
- 人生に向き合うキャリアコーチング【マジキャリ】:もう自分が何をしたいかよくわからない人をサポートしてくれる
いずれも、無料相談をやっています。
無料相談だけでも、自分の人生を変える気付きを得ている人もいます。
おすすめはポジウィルキャリア。
親身に相談に乗ってくれるから。
大事なのは選べる状況にあること
「仕事がつらい、でも生きていくには働かないといけない」
と思うと、ストレスに耐えるしかなくなります。
これってしんどいですよね。
そんな時に、「フリーランスになる」「転職すればいい」という選択肢を知っていれば、八方ふさがりということはなくなります。
「いざとなればフリーランスになっちゃえばいい」
「ここでダメでも、職場はいっぱいある」
そう思えるだけでも、心の余裕につながります。
選択肢を多く持っておくことは、それだけで役立ちます。
フリーランスについて興味ある人は、世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生という本がおすすめです。
私もこの本を読んで、フリーランス生活を夢見ながら会社員時代を乗り切りました。
いざとなったら、会社員やめてやるって思ってましたw
この本を読んだ1年後本当にやめてますw
なお、本当にどうしようもなく会社員しんどかったらさっさと辞めるのもアリ。
私はメンタル系の疾患は、かからないのが一番だと思っています。
仮にかかってしまっても、これ以上悪くしないのが大切です。
私自身、健康心理学という「予防」を大切にする分野を専門にしています。
そもそも病気にならない、これ以上悪くしないが大切です。
「過去のつらかった経験が自分を強くしてくれる理論」で考えるには、メンタル系の疾患はあまりに失うものが多すぎです。
仕事のために、あなたの大切な人生の時間を無駄にする必要はありません。
本当に仕事しんどかったら、辞めましょう。
今は、退職代行というサービスもあります。
退職代行J-NEXT:20000円、返金保証あり
退職代行ガーディアン:29800円、追加費用発生なし
どうしてもしんどい時は、逃げましょう。
まとめ:三十六計逃げるにしかず
逃げることや避けることをかっこ悪いとする風潮ありますが、むしろ私はそうした回避的な戦略も積極的に取っていくべきと思っています。
楽です。
自尊心や自己肯定感が低いといった、自分に自信がない人は傷つく体験に対する防御力が低いです。
自尊心とか自己肯定感は、その人が長年かけて築いてきた根強いものなので、変えるのが難しいのが現実。
何かに挑戦してうまく行った時のリターンよりも、失敗した時のダメージに対してマネジメントしたほうがいいケースもあります。
また、一度「人と関わらない」という選択をしても、一生そうしていなければいけないわけじゃないです。
人とのコミュニケーションや人間関係に疲れた人は、ひとまずちょっと「人と関わらない」をしてみてるのもアリ。
あなたのいろんな生きづらさが、少しでも楽になるよう祈っています。